オランダの運河に浮かぶ、世界唯一の水上避難所。保護猫たちが暮らす猫専用ボートハウス (2/5ページ)
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このネコの聖域は、20年もの間、お上に知られることなく運営されていた海賊船のようなものだったが、1987年にやっと正式に許可が出て、キャットボートと名づけられた。
ヘンリエッタがネコたちの世話をすることで、このボートはアムステルダムでネコのための安全な避難所として機能していったが、2005年にヘンリエッタが亡くなり、現在は、少人数のスタッフと地元のボランティアがその仕事を引き継いでいる。
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いつでも、50匹のネコたちが世界で唯一の水に浮かぶネコの避難所で寝そべっているのを見ることができる。そのうちの少なくとも14匹はヌシで、ほかは里親募集中だ。
「ずっと居ついている子のほとんどは、最初は野良だったので、今でも完全に飼い慣らすことはできません」と言うのは、キャットボートスタッフのジュディス・ゴベッツ。
「彼らはいわゆる普通の飼い猫になることはないし、人間を100%信用することはないでしょう。かわいがることはできるけれど、抱き上げようとしないほうが無難です」
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訪れる人たちがわかるように、かまうな危険の猫たちの人相書きが、船のあちこちに貼ってある。「もちろん、彼らは本当に危険なわけではありません。手を出さずに放っておいてあげたほうがいいだけなんです。人間はいつもネコを抱きしめたがりますが、それはネコがイヤな場合が多いのです」 新しく連れてこられたネコは、短期間ケージに入れて隔離して、その間に去勢・避妊とマイクロチップの埋め込みを済ませる。