【斬新過ぎ】米スタバ、500万食の食品廃棄をゼロに!エコすぎる! (1/2ページ)

秒刊サンデー

【斬新過ぎ】米スタバ、500万食の食品廃棄をゼロに!エコすぎる!


レストランやコンビニ、小売店での食品廃棄については常に議論され、様々なアイディアが生まれている。実際にただ廃棄するだけでなく、肥料化などへのリサイクルがされている。それでも絶えず増えていく食品廃棄の問題。この大きな課題に立ち向かうべく、この度、アメリカの大手コーヒーチェーン、スターバックスが食品廃棄ゼロを目指す新しい試みを発表。海外で話題に。

―500万食の食品廃棄をゼロに!

大手の飲食店から食料品の寄付を募り、アメリカ全土の飢餓を助ける非営利団体と組んで、 多くの人々の飢餓を救ってきた、1992年設立の「Food Donation Connection(FDC)」と1960年代からフードバンクを通して人々に食事を届けてきた「Feeding America」。スターバックスはこの2つの団体と手を組んで「フードシェア」というコンセプトを作り上げた。

これは、家庭の事情で十分な栄養を摂取できていない子どもたちが1,500万人もいるということ、そして北米全体で5,000万人の人々が満足な食事にありつけていないという現状を受け、調理済みの売れ残りの商品を寄付するという活動。FDCが毎日全米7,600店舗のスタバから商品を集荷し、「Feeding America」によって人々に送り届けるというシステムである。

「一番大変だったのは、運搬中にどうやって食品の品質を保ち続けるかということでした」スターバックスのフードチームのブランドマネージャー、ジェーン・マリーが語った。「私たちは、余った商品の温度、食感、そしてフレーバーの維持に努めました、それによってこの食事を安全に、美味しく食べてもらうことができるようになったのです」

実は2010年頃からFDCと協力し、余った菓子パン等の寄付は始めていたが、今回、毎日集荷することで、腐りやすい他の食品に関しても寄付ができる方法を見つけたのだ。

「Feeding America」によると、アメリカでは年間、700億ポンド(約3175万トン)の食品廃棄物があるという。スターバックスは廃棄予定の食品を100%すべて寄付することで、初年度は500万食の寄付を予定している。

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