礼儀を示す! 社会人として最低限覚えておきたいビジネスメールのマナー4つ

フレッシャーズ

今やメールは、ビジネスパーソンに欠かせない連絡ツールだからこそ! 相手には、礼儀をもって好感を抱いてもらえるメールを送信したいものですね。相手への礼儀を示すために必要なのが、ビジネスにおける各種マナーです。「マナーなんて堅苦しい!」なんて思わず、一つ一つ確実に身につけていきましょう! 社会人に必要なメールマナーを4つ紹介します。

■件名を工夫する

メールがコミュニケーションの中心になっている今、一日に何十通というメールを受信する方も珍しくありません。限られた時間をやりくりして行うメールチェック……。少しでもわかりやすいメールを送信することが、相手に対する礼儀です。

メールを受信したときに、真っ先に目に入るのは「件名」です。件名を読んだだけで、メールの内容が推察できるよう、工夫してください。『【ご確認】26日の打ち合わせの出欠連絡をお願いします』とすれば、非常にわかりやすいです。また件名にあとには自分の名前を入れることもお忘れなく。

■書式を整える

わかりやすいメールを送信するためには、読みやすい書式に整えることも重要! 宛先に表示される相手の名称に敬称をつけることを忘れない他、差出人名がきちんと表示されるよう、設定しておきましょう。

また本文については、ビジネスメールならではの挨拶文を入れてください。「いつもお世話になっております」などがオススメ。また、内容をわかりやすく伝えるため、「改行」や「箇条書き」も状況に応じて取り入れてください。

■TO・CC・BCCを使い分ける

情報共有の意味合いも強いビジネスメールだからこそ、「TO」「CC」「BCC」の使い分けも重要です。「TO」は「あなたにメールを送信していますよ」という意味です。メールの内容に対する処理や作業を求めるもの。受け取ったときには、早急に行動を開始してください。「CC」は、「TO」の人に送った内容を参考・共有するためのもの。「念のためにみてください」という意味合いが強くなります。最後に「BCC」は、他の受信者にアドレスが見えないようにして連絡する方法です。

よく使うのは「TO」と「CC」ですが、なんでもかんでも「CC」にするのはよくありません。状況をきちんと把握して、適切なメール送信を行いましょう。

■メールを過信しない

メールは、相手の状況を問わず送信できるもの。忙しいビジネスパーソンにとっては、非常に便利なものですよね。しかしだからこそ、重要な場面ではメールだけに頼ってはいけません。紛らわしい案件について説明するときには、メールで内容を案内したあと、再度電話で確認するとミスが少なくなるでしょう。また絶対に相手に読んでほしい場合にも、電話と組み合わせて使ってください。「今メールを送信しました」と伝えるだけで、メールの不達によるトラブルを防げます。

また謝罪は、メールではなく直接伝えるのがマナーです。どれだけ丁寧に、美しいメールを仕上げたとしても、直接伝える方法にはかないません。

ビジネスメールには、ビジネスメールならではの作法が多数あります。すべてを覚えるのは大変ですが、重要度も高いマナー! 相手への礼儀を示すためにも、きちんと頭に入れておきましょうね。

(ファナティック)

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