【セキュリティコラム】SAPは、会社そのもの、徹底したセキュリティが必要! (3/3ページ)

バリュープレス



SAP暗号化方式

SAPデータ暗号化には、大きく2つの方式があります。

その一つは、クレジットカード番号CCN、個人情報、取引情報等といった高度なセキュリティの実装が求められるデータのみをソートし、AES等の通常の暗号化法方式を採用したセキュリティDBに格納する方式です。SAPシステム内部にて実際のデータの代わりに「ランダムなトークン」に置き換えを行うため、「トークナイゼーション(Tokenization)」と言います。主なデータのみを別に分類し安全に格納するという点では、容易な方式と見られますが、各システム間の通信の確立が必須であり、全体的にシステムが複雑になるため、パフォーマンスに大きく影響を与える恐れがあります。

次の一つは、暗号化装置をSAP内部に搭載し、システムと連動する、フォーマットを維持した暗号化、「FPE(Format-preserving encryption)」があります。SAPシステム内部にて動作することで、システムのパフォーマンスには殆ど影響を与えない反面SAPデータベースにあるトークンは実情報であるため、暗号化アルゴリズムおよび鍵管理等高度なセキュリティが必要されます。そのため、必ずFPE専門企業の製品のみを利用することが重要なポイントになります。


重ねて強調したいことですが、ERPセキュリティは、非常に重要です。その中でもSAPセキュリティは、実装においてはシステムの特徴上より厳格に検討を重ねて行く必要があります。 今回のコラムでは、SAPセキュリティの第一歩として、データ暗号化方式についてお話しをしました。

パフォーマンスおよび高度なセキュリティの両立を望むのであれば、トークナイゼーション方式よりはFPE方式のほうが、より適切な方式と言えますが、その際には、必ずSAPセキュリティに関する総合的な知識のあるセキュリティ専門企業と密接に話し合い、プロジェクトを進めて行くことを心掛けましょう。


【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:ペンタセキュリティシステムズ
担当者名:金アルム
TEL:0353618201
Email:arkim@pentasecurity.com


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