あなたはもう「下流老人」予備軍だ。日本にあふれる「偽装中流」 (1/2ページ)

新刊JP

あなたはもう「下流老人」予備軍だ。日本にあふれる「偽装中流」
あなたはもう「下流老人」予備軍だ。日本にあふれる「偽装中流」

『下流老人 一億層老後崩壊』(朝日新聞出版刊)という本がベストセラーとなり、日本中に衝撃を与えたことは記憶に新しい。

「近い将来、日本の高齢者の9割が下流化する」と主張した本書は、あまりにもショッキングな内容だった。

年収400万円でも、将来は生活保護を受け取らないと生きていけない…私たちの将来はあまりにも暗く、困難な時代である。そうした時代だからこそ、多くの小学生や中学生が将来の夢を「公務員」だと言うのだろう。

■下流老人にならないための戦略

どうすれば私たちは「下流老人」にならずに済むのだろうか? 未来に向けてどんな対策をとれば、下流にならなくて済むのだろうか?英語を学ぶこと? 中国語を学ぶこと? 資格を取ること? 公務員に転職すること?

最も大切なことは、「現状把握をする」ことだ。未来に向けて戦略を立てるにあたって、まずは自分がどんな状況なのかを理解しなければならない。現実から目を背けてはならないのだ。

「自分は今は中流だけど、将来が不安だ」

多くの人がこう思っているはずだ。つまり、自分は今のところ中流であり、普通の階級の人間であると。

ハッキリ言おう。あなたは中流ではない。すでに下流に落ちている。今すぐ甘い自己認識を改めたほうがいい。そうしなければ、このままずっと「下流」のままだからだ。

■「お前はもう下流に落ちている」

ショックかもしれないが、あなたはこう呼ばれる存在なのだ。
「下流若者」
「下流中年」
これが多くの日本人の現実だ。

『偽装中流 中間層からこぼれ落ちる人たち』(須田慎一郎著、KKベストセラーズ刊)の著者である須田慎一郎氏は、もはや日本から「中流」の人間はいなくなってしまったと語る。

===(以下、P67より引用)
前述のように、2014年4月に消費税が5%から8%に引き上げられた際、低所得者世帯向けとして2400万人が給付金の対象になった。

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