待つこと2時間以上は当たり前!? 「不妊治療の専門医院」の現実<連載第3回> (1/2ページ)

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待つこと2時間以上は当たり前!? 「不妊治療の専門医院」の現実<連載第3回>

「あなたの子どもが産みたいの」。そんな言葉から始まった僕らの結婚。そして互いに39歳となる2011年、ようやく不妊治療クリニックの門を叩くことになった。だが、現実はそう甘くはなかった。

連載第3回目の今日は、3年間にも及ぶ不妊治療の末に、やっと子どもを授かった『俺たち妊活部―「パパになりたい! 」男たち101人の本音』の筆者・村橋ゴローが、自身の妊活エピソードを元に“不妊治療を夫婦で長く続けるために夫がすべきこと”についてお話します。

■待つこと2時間以上は当たり前!? 「不妊治療の専門医院」の現実

2011年梅雨のころ、僕らは不妊治療の専門医院に通うことにした。互いに39歳になる歳で、不妊治療においてこの年齢からのスタートは遅すぎるものだった。

僕たちが選んだのは、都内のYクリニックというところだったのだが……これが行ったら驚いた! まず朝9時のオープン時に到着し、機械から吐き出される受付シートを見ると、その番号は“86番”。

待合室に目を移すと、かなり広めのフロアにもかかわらず、敷き詰められたソファは満席状態。自分の順番を待つこと、1時間。やっと番号が呼ばれ、ようやく治療に移るのか……と思えば、治療を施すフロアを指示されただけ。

そして指示されたフロアに移動すると、そこも人、人、人。まるで野戦病院のよう。そこでもまた1時間以上待たされ、ようやく治療を仰ぐこととなります。

「番号札86番の方~」と、事務の方が自分の番号を呼んでくれるわけではなく、フロアに数個設置された5分置きに変わるパネルに表示される番号を絶えずチェックしなければならない。これが90分ほど続くこともあるのだから正直しんどい。

■体外受精、1回のお値段は……50万円!

2~3時間待って、ようやく診察へ。朝9時に行って、会計が済んだのが午後3時ということもあった。これが歯医者のように「次は2週間後になりますが、どうします?」なら、まだいい。すべては卵の状況に因るので、「次は明後日」「次は3日後」と、こちらに選択権はない。

そして時間帯も、これまた歯医者のように「12時はムリなので、16時とか空いてます?」などとも聞けない。

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