恥ずかしい! 社会人がビジネスで誤用してしまった言葉4選「ブッキング」「ご苦労様」
●ブッキングでドキッ!
・ブッキング。バッティングと間違えた(男性/40歳以上/団体・公益法人・官公庁)
・ブッキング。ブスのキングだと思っていた(女性/34歳/団体・公益法人・官公庁)
・ブッキング。バッティングと混同していて指摘を受けた(女性/40歳以上/団体・公益法人・官公庁)
・ブッキング。約束と勘違いしていて友人と会食の約束を「じゃあ何日にブッキングな」と言ったこと(男性/40歳以上/団体・公益法人・官公庁)
ブッキングを英語表記にするとbookingです。一瞬「本」?と思いますよね。元々は帳簿をつけるという意味だった言葉です。宿泊施設や乗り物の座席予約に使われています。派生語はダブルブッキングなど。ブスのキングではありませんよ。
●デフォルメとは?
・デフォルメ。デフォルトと間違った(男性/40歳以上/情報・IT)
・デフォルメ。意味がわからなかった(女性/40歳以上/建設・土木)
・デフォルメ。突っ込まれた(男性/40歳以上/小売店)
・デフォルメ。わからない(女性/32歳/団体・公益法人・官公庁)
デフォルメは美術用語です。例えば似顔絵を描くときやものまねをするとき、表情などを誇張すると本質をとらえやすいですよね。デフォルマシオンともいいます。イラスト制作などのほか、ビジネスの場でも使われているようです。
●日本語って難しい!
・ご苦労さまです。ご苦労さまですと上司に言われて、そのまま同じようにご苦労さまですと返してしまった。上司に対しては言わないことを教えてもらった(女性/29歳/医療・福祉)
・お待たせると電話で言ってしまった。緊張して出た言葉(女性/37歳/その他)
・下名。読み間違えた(女性/34歳/自動車関連)
・お迎えが来ます。ディサービスの方たちのお帰りの時間に、「皆さん! お迎えが来ますよ!」と大声で言ってしまった(女性/40歳以上/その他)
ビジネスで使うカタカナ用語は、元になった言葉の意味を調べるとわかりやすくなります。ですが日本語の誤用の場合、微妙なニュアンスのちがいがわかりにくいですよね。下名(かめい)とは、自分のことをへりくだっていう言葉です。
●お客様いろいろ
・クレーマー。ケチばかりつけてくる(男性/40歳以上/その他)
・サイレントマーケティング。意味も知らずに知ったかしたが、説明を求められた(男性/40歳以上/運輸・倉庫)
・ユーザー。ユーザーと何かを間違えた(女性/40歳以上/その他)
・クレーム。クレームとは怒る、という意味だと思い、使った(男性/40歳以上/金属・鉄鋼・化学)
多くのお仕事に関わってくるのがお客様です。しかし、お客様といってもいろいろな人がいますよね。苦情ばかり言うお客様はクレーマーです。対象によって呼び方が変わるため、正確な意味を知るまで苦労した人がいるようですね。
仕事においては、できるだけ正確な言葉を使う必要があります。そうでないと、情報の伝達がうまくいきませんよね。ですからビジネス用語は覚えておくにこしたことはないのですが、あまりにたくさんあると頭がパンクしそうです。少しずつ覚えていきたいですね!
(ファナティック)
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年3月
調査人数:社会人男女445人(男性233人、女性212人)