わが子がもしかしたら……!? 自閉症の赤ちゃんの「顔つき・特徴」って? (1/3ページ)
発達障害の中の一つ、“自閉症”について最近よく耳にします。目の前にいるまだ小さなわが子が「もしそうであったら……?」などと不安に思うママも多いのではないでしょうか。
そこで、今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者で自身の息子も自閉症である立石美津子がお話します。
■自閉症の赤ちゃんの「顔つき」って?
ダウン症のお子さんのような特徴的な顔つきはありません。昔は“自閉症児は賢そうな顔をしている”と言われていたこともありますが、そんなことはありません。賢そうな顔は極めて主観的なもので人によって見方が違うからです。
ただし、こういう顔が自閉症であるというものはありませんが、ある特徴や共通する態度が見られることがあります。
■自閉症児にみられる4つの特徴
(1)人に関心を示さない
生後、半年経っていない赤ちゃんでも大人が“アーン”と口を開けるとその真似をしたり、母親を目で探して追うことをします。けれども、自閉症児の場合、これをしないことがあります。その後、2歳近くになっても人の真似をして「は~い」と手を挙げたり、誰かの真似をして遊ぶことも少ない傾向があります。
また、何かに見立てて想像する遊びであるママごとやお店やさんごっこなどの“ごっこ遊び”も苦手な子が多いです。
(2)“クレーン現象”がみられる
例えば、自分が取ってほしいおもちゃが手の届かないテーブルの上にあったとき、1歳くらいのまだ喋れない子どもでも指を指して“あれとって”のゼスチャーをします。けれども自閉症児はなかなか指さしが出現しにくいと言われています。
その代わり、他人の手や腕をまるで道具のように使って物を取ろうします。これが工事現場のクレーン車やUFOキャッチャーのアームを操る動きに似ているので“クレーン現象”とも呼ばれます。ただし、健常児でも言葉がうまく出ない時期にこれが起こることもありますので“クレーン現象=自閉症”と決めつけないで注意深く経過をみていきましょう。