グリコの"史上初の機能性表示食品のチョコレート" その逆説的発想にシビれる! (2/3ページ)
「なんとかしてチョコを食べたときの罪悪感から解放されたい、解放してあげたい! うしろめたさを感じることなく口にできる、そんなチョコレートをつくりたかったんです」と、LIBERA開発のきっかけを語る佐野さんは、ほぼ毎日チョコを楽しむナチュラルチョコ派。
人工的な味からもサヨナラ おいしい理由は!?
佐野さんは「脂肪や糖が気になる人でも楽しめるチョコをつくりたい!」という想いを開発部門の山崎さんにぶつけます。その勢いに刺激された山崎さんは、とうもろこしのでんぷんからつくられる水溶性の食物繊維、難消化性デキストリンに着目し、人口甘味料を使わず砂糖で甘みを加えながら脂肪と糖の吸収を抑える素材を使ったチョコレートを目指して研究・開発。味がほとんどない難消化性デキストリンをひとパッケージに食物繊維として5g配合したといいます。
「チョコのおいしさを邪魔しない難消化性デキストリンを、脂肪と糖の吸収を抑える効果が期待できる量である5gを食物繊維として配合しています。そのぶん、砂糖を減らしています。今回は濃厚なミルク感を出さず、あっさりした後口に仕上げています。」(山崎さん)
LIBERAをひと口。確かに、まろやかなミルク感もありつつ、後味はすっきり。最初は「固そう」という印象があったけど、舌の上でなめらかに溶けていく感じが、上質なチョコレートにも似ています。「人口甘味料が入っていないので、ナチュラルな味が楽しめます」と山崎さん。

グリコならでは! チョコ本来の旨さと健康の両立
LIBERA誕生までの、佐野さんや山崎さんの“本気度”は、江崎グリコの「おいしさと健康」という企業理念が支えているといいます。
「旨さを犠牲にしても健康にいいものを」ではダメ。