結婚生活に暗雲?藤原紀香の“目立ちたい願望”が仇となる梨園の掟 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 二人の結婚がどうにも祝福されない要因の一つは、愛之助の元カノ・熊切あさ美の存在だ。2013年に交際が報じられ、2015年5月には破局が明らかになったものの、別れるまでの経過はドロ沼。マスコミを巻き込んでの騒動となった。当時の愛之助の対応も曖昧だったとされ、小さなしこりを残した。今は立ち直ってサバサバした様子の熊切だが、偶然か故意か、自身のアメーバブログで29日、「裏切るより裏切られたほうが幸せ。神さまは見てるから」と意味深なコメントをつづった。

 熊切から"正妻"のポジションを奪いとった紀香は、奇しくも同じアメーバブログで31日夜、「彼が情熱を注ぎ続ける歌舞伎界の仕事を支えることが私の最優先となりますので、藤原紀香としての芸能活動はその生活の中での出来る範囲となります」と思いをつづっている。しかし同記事内で「今夏にはミュージカル〝南太平洋〟が控えております。ライフワークとしてのボランティア活動も変わらず継続していきたいと思います」とすぐ自分の活動の話。さらに「人として妻として女優としての成長に繋がるものと信じて一歩ずつゆっくりと歩んでいきたい」と女優業への思いをのぞかせている。

「"歌舞伎俳優の妻"は、そう甘い仕事ではないですよ。大勢いる贔屓(ひいき)筋の名前を暗記して挨拶して回ったり公演中の旦那を裏方としてサポートしたりしなければならず、バタバタで体重が激減し、一部で"おかみさんダイエット"と呼ばれるくらい過酷です。たとえ器用にこなせたとしても、公演中、毎日劇場にいないと"先輩妻"たちからやっかみを食らう可能性はあります。小林麻央さんはアナウンサー業をほぼ完全に撤退し、三田寛子さんも芸能活動は一時期休止したほどで、片手間でできる仕事ではありません。しかし、仮に女優業を一時休止したとしても、華やかな表舞台に立ち続けた藤原さんが夫の黒子役に徹することに耐えられるのでしょうか」(同上)

 結婚会見の席では、胸の大きさが強調された洋風ユリの着物を着て、一部メディアに主役気分を指摘された紀香。さすがに当分は関係各所の注目度が高まるだけに、一旦大人しくすると思われる。梨園のお仕事で溜まった"目立ちたい願望"は、ブログに自撮り写真をアップして発散する日々が続くかもしれない。

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文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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