あの噂は本当だった。真実であることが明らかとなった7つの噂・陰謀説 (2/4ページ)

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これのどこが問題かというと、マドックスの襲撃など実際にはなかったのだ。1971年6月『ニューヨーク・タイムズ』がこの裏情報を入手し、事件はアメリカが仕組んだ物だったことを暴露した。そしてつい国家安全保障局(NSA)は、この事件が完全にでっちあげだったことを認めた文書を機密解除した。・3.MKウルトラ計画は本当に行われていた。


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 1953年、CIAは拷問や洗脳の新たな方法を生み出すための極秘計画に着手した。MKウルトラ計画は、CIA科学技術本部がタビストック人間関係研究所と極秘裏に実施していた洗脳実験のコードネームである。

 被験者は大量のLSDを与えられて、脳の機能を効かなくさせられた。この計画のことを暴露しようとしても、誰も信じなかった。20年たってやった違法だとされ、1976年にフォード大統領が大統領命令を出してこの計画の実行の多くを禁止した。

 被験者はアメリカとカナダの国民で、1950年代初頭から少なくとも1960年代末まで行われていたとされている。1973年に時のCIA長官リチャード・ヘルムズが関連文書の破棄を命じたものの、辛うじて残されていた数枚の文書が1975年、アメリカ連邦議会において初公開された。・4. タスキーギ梅毒実験は本当に行われていた


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 今でこそ悪名高い恐ろしい人種差別だが、アメリカ政府はこの実験を禁止されるまでの40年間もの間、秘密裏に行っていた。1932年の大恐慌時代から1972年まで、貧困層の黒人男性に政府から無料で医療ケアを受けられるとして接種を受けさせた。だが、実際はそれは梅毒を感染させられていたのだ。

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