「新年度からサーバも新しく」古いサーバから新しいサーバへ切り替える際にやってしまいがちなデータ損失!デジタルデータリカバリーがその障害について注意喚起 (2/6ページ)
前述の通り、管理画面上にて、新サーバをフォーマットしようとしたところ、誤ってデータが入っている旧サーバをフォーマットしてしまいました。管理者も途中で気づき、フォーマットを止め、当社にご相談頂きましたが、エンジニアが機器の状況を確認したところ、HDD4台とも1/4ほどゼロフィルが掛かっており、RAID情報は無くなっていました。もちろん、RAID情報がなければ、データの読み書きを行う事はできません。
【RAID情報が消えてしまっても、データは復旧できる?】
RAID情報がなくなれば、当然データを読みこむ事も、書き込む事もできません。しかし、HDDの中に確かにデータは存在します。そこからデータを取り出す為には、豊富な知識と経験が必要となります。
RAIDのデータ復旧を行う際、以下の4つの情報が必要となります。
①HDDの順番
②RAIDレベル
③パリティサイズ
④アルゴリズム
通常、これらの情報は「RAID情報」としてHDD内に保存されていますが、この情報が無い場合、当然これらの情報の解析を行わなければなりません。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzMjk1NyMxNTk5NzcjMzI5NTdfZVFYcHBGaVR3VC5wbmc.png ]
これはどのデータ復旧業者でもできる、という事ではなく、非常に高い技術が必要となります。
その理由は明確で、HDD内に書き込まれている情報(二進数)から、データの並び方にて上記の4つを判断しなければならない為です。
実は、データ復旧には専門学校等統一した知識を得る場所はなく、データ復旧業者各社が独自に技術導入・開発を行う事でそれぞれの事業を成り立たせている為、一言にデータ復旧業者と言ってもその技術レベルは大きく異なります。