〈エロガンス〉を謳う美容家 深澤亜希 #3 美容ライターから美容家に (1/2ページ)
美容ライターになり、4~5年の間はバリバリと美容記事を書き続けた。ところが雑誌に書いていると、ジレンマに襲われる。
「自分が実際に使ってあまり良いと思わなかった化粧品でも、大人の事情で〝すごくいい!〟と書かなきゃならないことがあるんです。その記事を見て買ってしまう人がいるかもしれないのに、と思うと、すごく胸が痛みました。今思うと、それは私に合わなかっただけで、他の人には合うものだったのかもしれないんですが(笑)」
自分が本当に良いと思うものだけを伝えたい。そんな思いから深澤さんは、美容家への転身を決意。まず一冊分の原稿を書き、出版社に売り込んだのだ。何社にも断られ、本の出版がきまったのは1年後、29歳のときのこと。
「そのとき、美容家に転身しました。取材する立場から、取材される側の人間になったんです。クライアントに安心していただくために一応スキンケアマイスターとコスメマイスターの資格を取りましたけど、もともと美容に関する知識は猛勉強してありましたから」
美容家。1977年生まれ。幼少期をタイで過ごし、高校はアメリカへ留学。大学卒業後女性誌で美容ライターとして活動の後、美容家に。現在は、書籍の執筆、女性誌やWEB、TV、広告やトークイベントへの出演、化粧品会社や、商品開発のアドバイザー、またアジアでも書籍を出版、イベント出演、など幅広く活躍。