「世界一貧しい大統領」ホセ・ムヒカ来日 経済格差を「愚かな過ち」と批判 (3/3ページ)
ささいなことではあっても人間にとって本当に重要なもの、たとえば愛であったり、子どもを育てることであったり、友達を持つこと、そういうことのためにこそ人生の時間を使ってほしいと思います。生きていること自体が奇跡なのですから」(人生と幸福について)
会見では、この他にもオバマのキューバ訪問の実現に際して、オバマからのメッセージをキューバの指導者、ラウル・カストロに伝えたエピソードや、自身が大統領在任中に実現したウルグアイでのマリファナの合法化など、質疑に応えるかたちで様々なトピックについて自身の考えを話したムヒカ氏。
今回の会見は政治的な意味合いではなく、自身の波乱の人生を追ったドキュメント『ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領』(大橋美帆訳、角川書店刊)の発売記念ということで、妻のルシア・トポランスキさんや、同書の著者であるアンドレス・ダンサ氏、エルネスト・トゥルボヴィッツ氏らとともに登場。
報道陣のカメラのシャッター音に時折戸惑った顔を見せつつも、終始穏やかなムヒカ氏だった。
(新刊JP編集部)