国芳、広重、芳年も!浮世絵の中の猫にフィーチャーした「あそぶ浮世絵ねこづくし」展開催中 (1/2ページ)

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国芳、広重、芳年も!浮世絵の中の猫にフィーチャーした「あそぶ浮世絵ねこづくし」展開催中

浮世絵の中にもたくさん登場した猫にフィーチャーした展覧会「あそぶ浮世絵ねこづくし」展がそごう横浜店6階のそごう美術館で開催されています。

猫、たまらなくカワイイ。見てるだけで癒やされます。猫の人気は古今東西を問わず共通。日本では平安時代の頃から貴族たちのペットとなり、江戸時代には庶民にも愛され、空前の猫ブームがまき起こっていたそうです。

当時は愛玩動物としてだけでなく「ネズミを捕まえる」という役割で重宝がられたり、歌舞伎の演目に登場したり、流行の浮世絵の中にも猫は数多く描かれました。

左から月岡芳年:風俗三十二相 うるささう 寛政年間処女之風俗 明治21(1888)年、歌川広重:名所江戸百景浅草田浦酉の町詣 安政4(1857)年

左から月岡芳年:風俗三十二相 うるささう 寛政年間処女之風俗 明治21(1888)年、歌川広重:名所江戸百景浅草田浦酉の町詣 安政4(1857)年

当初は美人画の中にペットとして登場した猫。自身も大の愛猫家であった歌川国芳が擬人化した猫をユーモアたっぷりに描くと、たちまち主役に躍り出て大人気になります。幕末から明治時代にかけては子ども向けの浮世絵・おもちゃ絵が制作され、ちびっこたちも人みたいな猫を見て楽しみました。現代でも妖怪の赤い猫が子どもたちに人気ですね。

同展では日本有数の浮世絵コレクションとして知られる開き浮世絵財団の所蔵品から、歌川国芳、歌川広重、月岡芳年などが手がけた、猫の登場する浮世絵約140点をどーんとご紹介。猫好きはもちろん、浮世絵好きも楽しめる展示内容です。

4月22日(金)は「勝手に猫の日」として猫割引実施!猫のモチーフを着用、猫グッズをご持参の方は、入館料が当日料金の半額になります。本物の猫を連れて来ても割引されませんのでご注意下さい。

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