新卒でアフリカ行き?DMMのアフリカプロジェクトが「ワンチャンあり」と話題に

デイリーニュースオンライン

DMM.comのアフリカ事業、はじまる。
DMM.comのアフリカ事業、はじまる。

DMMが展開する新たなプロジェクト「DMM.Africa」がこの程、2017年新卒者を対象にした採用募集を開始して、ソーシャルサービスなどで話題になっている。

何しろ普通の採用ではなく、入社後のアフリカ行きが、ほぼ確定している採用である。

DMM.comでは次の目標を「アフリカへの進出」と定め、今後のDMM.comの柱となる事業創造をしています。
アフリカのマーケットは今後人口の増加に伴い、爆発的に拡大していくことが明らかです。
自らアフリカと日本を行き来し、現地の情報収集や事業 / 拠点の立ち上げを担っていける非常にダイナミックな仕事です。(DMMアフリカ求人サイトから引用)

同社の求人サイトにはこのように記載されているが、実際の入社後には単身でアフリカへ渡り、現地で新たな事業を見つけ出すことがミッションになるという。

「今年の新卒採用は300人近くを予定していますが、その中に『アフリカ枠』があります。以前社内でもアフリカで仕事をしたいスタッフを公募したのですが、20人以上の希望者がいました。面談などの審査を通過したそのうちの何人かは、現地での生活費100万円を渡されて、3カ月間で何でもいいから新しい事業を見つけて来いと(笑)。現在は向こうにもパートナー企業などが出来ているので、より組織的に動いているようです」(DMM関係者)

これに対して、ツイッターには若年層を中心に多数のつぶやきが投稿されており、全体としてはおおよそ好意的に捉えられている様子。

・DMMがアフリカに行く人採用してる。ワンチャンありやなこれ。
・興味あるわ〜田舎から上京するくらいならアフリカ、キューバに行くほうがアレやな…英語しゃべれやんけど
・ようつべの広告で「アフリカで働いてみないか?」って言うDMMのスタッフ募集広告胡散臭すぎる。奴隷探しかな?

「そもそも「DMM.Africa」の始まりは、創業者である亀山(敬司)会長がプライベート旅行でアフリカ各地へ単身赴いた際に、ブルーオーシャン(競争者のいない新たな市場)だらけのアフリカに、大きなビジネスチャンスを感じたことだったようです」(同関係者)

亀山氏と言えば、アダルト業界のトップシェアを握りつつ、一方ではモノづくりやオンライン英会話、FX、3Dプリンタ、バーチャルリアリティ(VR)など新規事業を次々と成功させているDMMの総帥であり、その独特のビジネスセンスは近年のIT業界においても、とみに注目が集まっている。

また亀山氏の雇用に関する考え方もオリジナル性に富んでおり、投資家のやまもといちろう氏とともに、仕事をすることの意味について語った対談「働き方指南」シリーズも、その内容の率直さなどから、ネット上で大きな話題を呼んだ。

ウチも社員が増えたから、昔みたいにみんなと情が通えるわけじゃないんだよね。実際、顔を覚えてない人も多いし、「みんな愛してるよー!」とは言いきれないわけよ。だからその分、姿勢で示すしかない。調子のいいときは搾取してるんだから、少々悪くても保護しとかないと、ロイヤリティーなんて育たないよね(「働き方指南」シリーズから引用)

・この対談一気にまとめて読んだけど、就活生及びくすぶってる3年目くらいまでの若手は読んでみたらいいと思う。

・「不条理なことが嫌なら力を持つしかない」 これ真理なんだよね。

・下手なOB・OG訪問なんか目じゃないこの内容は、本当参考にすべき。

なお、こちらの対談記事も当サイトに掲載されているので、DMMアフリカに関心を持った就職活動中の学生をはじめ、社会人の方もぜひご一読されてみてはいかがだろうか?

【亀山敬司×やまもといちろうが語る“働き方指南”(1)】会社選びのポイントは成長率と安定収入

【亀山敬司×やまもといちろうが語る“働き方指南”(2)】会社にすがり付くのはリスクでしかない!

【亀山敬司×やまもといちろうが語る“働き方指南”(3)】空気が読めないくらい行動的な感じがちょうどいい

【亀山敬司×やまもといちろうが語る“働き方指南”(4)】「世の中のずるい仕組み」を学ぼう

【亀山敬司×やまもといちろうが語る“働き方指南”(5)】「創業者の遺志」なんてどうでもいい

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