超大物OBから現役選手まで! 清原「球界薬物ルート」芋づる最前線 (1/2ページ)

日刊大衆

超大物OBから現役選手まで! 清原「球界薬物ルート」芋づる最前線

 逮捕から時が過ぎてなお、日本列島に衝撃を与え続けている元プロ野球選手、清原和博容疑者(48)の薬物逮捕。2月2日に、東京都港区内にある自宅マンションで逮捕されると、15日には、清原容疑者に覚醒剤を売り渡した密売人とされる、群馬県みどり市の小林和之容疑者も逮捕された。

 その間、各メディアもこぞって事件について報じてきたが、中でも波紋を呼んだのが、清原と巨人時代に同僚だった、野村貴仁氏の数々の“暴露”だ。「野村は、現役時代に選手間での違法薬物の仲介役をやっていたと激白。チームメイトだった清原に覚醒剤を渡した過去まで明かしました。さらに、巨人の若手選手2人も違法薬物に手を染めていたとまで話しているんです」(全国紙社会部記者)

 しかも、若手選手のうちの一人は、チームの主力だった時期もあるというのだ。野村氏自身も、2006年に覚醒剤使用の容疑で逮捕されているだけに、その信憑性は低いとは言えない。「さらに、巨人やオリックスに所属していた複数の外国人選手が薬物の調達元だったことも暴露。球界全体に薬物汚染が広がっていた可能性があります」(前同)

 実際、某球団の関係者は、清原が現役時代から薬物を使用していたことを「公然の事実ですからね」と明かしたうえで、次のように続ける。「捜査の手が伸びるにしろ、野村のように関係者が暴露するにせよ、“広がり”が怖いのは事実です。どこまで暴かれるのか、そして実際に誰と、そのような関係があったのか、どこの球団も怯えていますよ」

 実は、清原の球界薬物ルートの取材を進める中で関東の有力密売組織に本誌が接触したところ、「Aの名前は挙がっているのか!?」と、野球好きなら誰もが知る大物野球解説者の名前を挙げて、逆取材してきたのだ。「清原とAは2歳違いで昔から仲が良かった。そのせいか、クスリなど悪いことも一緒になってやっていたみたい。2人は有名反社会組織との関係もあるだけに、もし、Aの名前が出たら、ウチのシノギにも影響が出る」(前同)

 現状、逮捕されているのは、前述したように“群馬ルート”などと報道されている小林容疑者だけだが、「あれだけの有名人が、群馬県内だけで覚醒剤を調達していたと考えるほうが不自然。

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