ムヒカ大統領の心に響く名言に学ぶ「子育てで見失ってはいけない」大切なコトとは? (1/2ページ)
世界一貧しい大統領と言われる“ムヒカ大統領”が今月5日に来日し、TVなど多くのメディアに登場された際に残した心の響く名言が今、話題になっています。
その中に“私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの世にやってきたのです”の言葉があります。これって子育てでも同じことが言えると思います。
子どもが誕生したとき、ただ「幸せな人生を歩んでほしい」とだけ願っていたのに、知らず知らずにとわが子への要求度が高くなって多くを望むママがいます。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が子育ての目的についてお話します。
■「子どもを伸ばす」は本当に必要なの?
“子どもの能力を伸ばそう”“才能を開花させよう”とつい私たち親は子どもを伸ばそう、伸ばそうと思ってしまいます。そのようなタイトルの書籍もたくさん出版されています。体重や身長は毎日ご飯を食べさせていれば自然に増えていきますが、才能はそういう訳にはいきません。
例えば、スイミングスクールの保護者席で見学しているとき、周りの子どもがビート板を使わないでスイスイ泳いでいる光景を見たら「出遅れたらいけない」と焦ってしまいます。
そして、頑張ってレッスンを受けて更衣室から出てきたばかりのわが子に「もっと練習して、皆みたいに泳げるようにならないとダメでしょ」と責めたりします。
お手紙まで書ける子どもを見ると、字を教えなくてはならないと不安になります。少しでもいい幼稚園や小学校に入学させたいと願ったり……望めばきりがありません。
確かに泳げるようになれば夏のプールを楽しめますし、字が読めたり書けたりすれば世界が広がります。