お喋り好きなママは要注意かも…!「語彙が増えない子ども」にみる家庭の特徴 (2/2ページ)

It Mama

■4:絵本の読み聞かせしない

日常会話だけで子どもの語彙を増やそうとしても限界があります。ですが、あまりお喋りなママではないのに言葉豊かな子がいます。それは絵本の読み聞かせをしてもらっている家庭の子です。

絵本の文章には決して親の口からは語られないような「美しいお姫様が眠っていました」「突然、鬼が追いかけてきました」「雪が深々と降る中、マッチ売りの少女は凍える手を震わせながら」といった言葉が書かれています。

これらの絵本を繰り返し読んでもらった子は、いつしかこれらを自らの言葉にし、次のように言ったりします。

「突然、犬が出てきてびっくりしちゃった」

「凍えそうで手がかじかんだの」

「子どもらしくない可愛げのない話し方だわ」と思われてしまうのは幼児期だけ、これだけの語彙を持っている子はその先グンと伸びていきます。小学校入学後、相手に伝わるように言葉を選んで意見を発表したり、作文も「今日は遠足に行って楽しかったです」の一行ではなく豊かな表現力で文章が書けるようになります。

いかがでしたか。

お喋りなママの子が語彙が豊かになるわけではありません。お伝えしたように、単語に反応して言葉の先取りをしないで子どもにきちんと言わせる、そして日常会話でカバーできない言葉を絵本で伝える、といったことを日常的に行っていれば子どもの語彙力だけではなく表現力も自然と身に付いていきますよ。

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※ Choreograph / PIXTA

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

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