福山雅治「ラヴソング」の暗い内容に「感動の押し売りはやめて」とブーイング

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福山雅治「ラヴソング」の暗い内容に「感動の押し売りはやめて」とブーイング

 4月11日にスタートした福山雅治主演の月9ドラマ「ラヴソング」(フジテレビ系)の第1話が、視聴率10.6%に低迷。この結果について、テレビ誌のライターは予想外に暗い内容が影を落としたと指摘する。

「演技未経験の藤原さくらを抜てきしたヒロインが、まさかの吃音症という人物設定には驚きました。しかも周囲は吃音症への理解が足りない人物ばかりで、職場の自動車整備工場も雰囲気が悪く、観ている側の気が滅入るほど。前作の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』に続いて社会派ドラマを気取っているのかもしれませんが、視聴者としては感動を押し売りされているように感じてしまうのです」

 だが、本作の脚本家は33歳の女性で、今どきの若者像を知らないとは考えづらい。となると、問題は別のところにあるのだろうか。前出のテレビ誌ライターはこう語る。

「4人いるプロデューサーと演出家のうち、3人が50代なんです。もちろん50代でも若者文化に通じた人は大勢いますが、最近の月9を観ていると、制作陣の高齢化が影響している可能性を感じずにはいられません。どうにも視聴者層を見誤っているように思えてならないのです」

 ちなみに昨年7月クールの「恋仲」は尻上がりに視聴率を伸ばし、最終的には「恋仲ロス」を生むほどの人気を得ていた。同作品のプロデューサーは「月9は常に若い視聴者に向けて作られる枠であってほしい」と語っていたが、いまのフジテレビに欠けているのはそんな姿勢ではないだろうか。

(金田麻有)

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