「え? なんでその資格?」 就活中に遭遇した謎の資格 「石ソムリエ」「餃子検定」

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集団面接で他の人の自己PRを聞いているときに、「そんな資格持ってるの!?」とか「なぜその資格をPR!?」なんて、びっくりするような謎の資格・検定に出会ったことはありませんか? 今回は就活中に遭遇した「謎の資格の持ち主」について、就活を経験した若手社会人のみなさんに聞いてみました。


■その資格、どこで使うの!?

・オムライス検定。アルバイトで頑張っていたアピールにはなるが、聞いたことがなくて驚いた(女性/25歳/その他)
・折り紙の資格。どういう理由でとったか分からなかった(男性/24歳/情報・IT)
・石のソムリエ。石のことを詳しく知っていてもどこでいかせるのかわからなかった(女性/19歳/その他)

ないよりはあった方が……と思うものの、正直その資格をどこで生かそうとしているのか、謎の資格の持ち主っていますよね。趣味の延長線上にあるような資格は、面接でPR材料になりにくいかも。

■畑が違いすぎる資格

・野菜ソムリエ。自動車の整備工場を希望していたのに野菜ソムリエはいらないだろと思ったから(男性/22歳/金融・証券)
・餃子検定。どうしても役に立たないと思ったから(男性/26歳/団体・公益法人・官公庁)
・陶芸マイスター。どの分野の仕事にもあまり当てはまる要素が見つからなかったため(男性/29歳/建設・土木)

役に立ちそうな資格でも、受ける企業の業種によっては畑が違いすぎる資格の持ち主も。面接官の決まり文句「なぜうちを~」の突っ込みを自分から招いているように聞こえてしまい、一緒にいる人もハラハラしちゃいそうです。

■それを取ったのになぜ!?

・精神保健福祉士。取るの大変だと思ったし、精神保健福祉士を持っているならそっちで働けばいいのに、と思った(女性/27歳/学校・教育関連)
・天気予報士。その業界で役にたちそうにない(女性/24歳/運輸・倉庫)

難易度の高い資格を取っておきながら、どういう訳か資格とは全く異なる業種にチャレンジする人たちも。「持て余している資格なら譲ってほしい!」なんてつい思ってしまいそうな、華々しい資格の持ち主もいます。

■そんな資格持ってる人初めて見た!

・爆弾処理。本当に持っている人は初めて見た(女性/19歳/運輸・倉庫)
・船舶の免許、ヘリコプターの免許。船舶の免許を持っていたのは海洋系の学部の学生だった。ヘリコプターの免許を持っている学生がヘリコプターの運転が趣味と聞いて驚いた(女性/26歳/建設・土木)

どういう経緯で取得することになったのか、未知すぎる領域の資格を持っている人たちも。特殊すぎて面接官もコメントしにくそうではありますが、インパクトはかなり強そうですよね。顔と名前を覚えてもらうなら、こんな資格を持っていると有利かも!?

面接中は緊張でいっぱいですが、こんな風に予想外の資格をPRしてくる人がいると「自分らしさを大切にすればいいんだ」と思い直せてほっとしますよね。ただし当の本人は資格が原因で思わぬ影響を被る可能性も。持っている資格をPRするかどうかは、まず戦略ありきで考えた方がいいのかもしれません。

(ファナティック)

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年4月
調査人数:社会人1~3年男女404人(男性209人、女性195人)

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