子どもがタバコを食べちゃった…!? 危険な「拾い食い」予防と万が一の処置 (2/2ページ)
(1)内容(タバコそのものか、成分が溶け出した水か)
(2)量(タバコそのものの場合、目安として2cm以上かどうか)
(3)時間
■すぐに病院受診したほうが良いケース
以下の場合はすぐに病院へ行きましょう。
●タバコの成分が溶け出した水を飲んだ場合
●2cm以上食べた場合・量が分からない場合
上記2ケースの場合、できるだけ吐かせてからすぐに病院を受診します。消化管でのニコチン吸収率が高まるため、“何も飲ませては”いけません。
逆に、飲ませてしまった場合は吐かせてはいけません。気管に入ると重症の肺炎を起こすことがあります。
●嘔吐、意識の低下、顔面蒼白、ぐったりしている等の中毒症状が出ている場合
2cm以下であれば特別な処置は行いません。まずは自宅で経過観察を行いましょう。
口にして4時間はしっかりと観察を行い、24時間経っても変わりなければまずは一安心です。中毒症状が出た場合はすぐに受診しましょう。
判断に少しでも迷ったら、日本中毒情報センター(072-727-2499)へ相談しましょう。24時間対応をしてくれます。
いかがでしたか?
子どもは体も心もまだまだ発達途中です。決して“小さな大人”ではありません。
大人と子どもは違うからこそ、その特徴を理解し、寄り添いながら安全を考えてあげたいですね。
【参考・画像】
※ 公益財団法人 日本中毒情報センター
※ busik / WeStudio – Shutterstock
【著者略歴】
※ 杉内 誠・・・看護師、保健師。小児病棟を経験後、保育園に勤務しながら大学院で母子健康看護学を専攻。「育児不安のケアを通して子育てを心から楽しめる環境を作りたい。」という思いから、さまざまな活動を行っている。