子どもがタバコを食べちゃった…!? 危険な「拾い食い」予防と万が一の処置 (1/2ページ)
これから気候もだんだん暖かくなり、お子さんを連れて公園などへ出かけることも多くなってくるのではないでしょうか。筆者も通勤の際に公園を通るのですが、やはり清々しい気分になります。
しかし、その裏で「残念だな、危険だな」と感じるのは、そこで目にする“ポイ捨てされたタバコの吸い殻”です。
小さな子どもは、手にしたものは何でも口に入れてしまいます。中でもタバコの吸殻は特に危険な例です。
タバコのポイ捨てを「しない」「させない」と啓発するのは当然必要なことですが、小さな子どもには吸い殻が危険なものだと分からないため、私たち大人が、先回りして気を付けてあげなければなりません。
今回は、保育園看護師である筆者が、“拾い食いをさせないための工夫と万が一、口にしてしまった時の対処法”についてお伝えします。
■子どもへの声かけは「具体的に繰り返す」ことが大切
子どもの脳は急速に発達していきますが、一般的に、話したことが理解できるのは4歳くらい、理解して行動に移せるのは6歳以降です。
「危ないからだめだよ。」と教えても記憶力も十分ではないため、すぐに忘れてしまいます。ひとつひとつ具体的に繰り返し教えてあげることが大切です。
■家庭でのタバコの「拾い食い」を避ける方法
いくら外出時に言葉や態度で繰り返し伝えていても、家庭でしっかりとした対策ができていなければ、意味がありません。
実は、タバコを誤って食べてしまうという事故は、子どもの事故の中で常に1、2位を占めています。特に起こりやすいのは行動範囲が広くなり、好奇心が高まる6か月から1歳5か月の時期です。
タバコや灰皿は子どもの手の届かないよう、床から1m以上の高さに置き、手の届くところには口に入れても安心なものを置き、子どもの好奇心を満たしてあげましょう。
■万が一吸い殻を口にしてしまった時の対処法
実は、タバコそのものより、タバコのニコチンが溶け出した水を飲んでしまうことの方が、体への吸収率が高く危険です。対処するうえでのポイントは次の3つを整理しておくことです。