82歳筆者が考える、「お客様は神様だ」論...昔と比べて、何が変わった? (3/3ページ)
ただ、今の世では、出費してサービスを受けようとする者にとっては、提供者側のサービスが余りにも機械的な、マニュアル通りで、仮に問題が生じても臨機応変な対応すら採れず、鈍感丸出しで、誰でもシラケル程であれば、「お客様は神様だ!」のフレーズが頭をよぎることもあるでしょう。それでも、寅さんじゃ無いが「それを言っちゃあ、おしめぇよ」ってとこでしょう。
まあ、この歳の老人から言わせて貰えば、比較的安くて、早い食事を取る必要があるなら、マニュアル通り進行する今風外食産業が無難でしょうし、もう少し、ゆとりをもって、プロ板前の味をゆっくり楽しみたかったら、チェーン店では無い、そんな店を探すしかありませんね。いずれにせよ「お客様だけが神様である」はずは到底ありませんから、話題に上るような非常識なクレーマーは論外です。
今の世は、どこまでも自由、無責任に発言出来るはずだと勘違いし、自分の行動を誤って正当化するようなクレーマーは、容易に反撃される恐れの無い弱い立場の者を痛めつけることで、自己陶酔する、単なる愚かな卑怯者であるに違いないでしょう。
筆者:ぶらいおん(詩人、フリーライター)東京で生まれ育ち、青壮年を通じて暮らし、前期高齢者になって、父方ルーツ、万葉集ゆかりの当地へ居を移し、今は地域社会で細(ささ)やかに活動しながら、西方浄土に日々臨む後期高齢者、現在100歳を超える母を介護中。https://twitter.com/buraijoh