熊本の地震で倒壊した東海大学学生アパート 実際は築年数42年だったことが判明 (1/2ページ)

ゴゴ通信

熊本の地震で倒壊した東海大学学生アパート 実際は築年数42年だったことが判明

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熊本の地震で倒壊した南阿蘇村にある東海大学阿蘇の学生アパート。このアパートはグリーンハイツという名前で、倒壊したのはグリーンハイツI、II、IIIの内、グリーンハイツIとグリーンハイツII。

賃料は3万2000円~3万6000円で東海大学までの距離は5分、木造となり改築5年と書かれている。まだ出来て新しく思えるこの建物が何故倒壊してしまったのだろうか。
「暮らしっく不動産」により指摘されていたのでそれを踏まえて紹介したい。

・実際は築42年

この東海大学の学生アパートは改築5年と表記されながら、実際の築年数が書かれていない。つまりリノベーションされた築年数のみが表記されている。

グリーンハイツIとグリーンハイツIIが倒壊。グリーンハイツIは改築7年、グリーンハイツIIは改築5年と表記され、グリーンハイツIIIは築6年と書かれていた。そして倒壊しなかったのもグリーンハイツIIIのみである。

この「改築」という表記に問題があったようだ。

実はこの物件は昭和49年(1974年)の2月28日に建てられたものと判明。つまり築42年の物件を数年前に改築し、改築年数だけを表記していた。

本来は改築年数だけでなく、築年数も表記しないといけないはず。しかしこの物件は本来の築年数を隠すために改築年数だけを表記。その結果、地震で築年数が古い建物のみが倒壊してしまった。

これは本来の築年数を隠した側に責任が問われるのではないだろうか。

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