思わず鳥肌!高収入だけど「死と隣り合わせ」の危険な10の職業
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デスクワークで毎日同じことの繰り返しで、午後にはちょっと退屈になってきちゃう……という日常を過ごしている方、実はそれって幸せなことなのかもしれません。
たしかに収入は抜群だけれど、有害物質を扱ったり危険な目にあったりするのも仕事のうち。
特別な知識や技能をつける必要があるので、常にトレーニングは不可欠。そして仕事の間は極限の集中力が求められる……、そんな仕事もあるからです。
今回はカナダのエンターテイメントサイト『The Richest』が報じた、めちゃくちゃ危険だけど、高収入な職業をご紹介します。これらの刺激的な仕事と、いまの安全な仕事、どちらに惹かれるでしょうか?
■1:警察官(平均年収623万円)
国民の安全を守る警察官に敬意を払う人は少なくありませんが、一方、警察官というだけで敵意の対象にされる場合もあります。
また、ひとたび事件が起きれば、なにが起きるかわからない危険と隣り合わせの職業でもあります。
アメリカ合衆国労働省労働統計局の2012年の調査によれば、警察官の年収は平均で約623万円(56,980ドル)。たしかに高くはありますが、危険さを考えると高すぎるというほどではないようです。
■2:スタント役者(平均日給96,000円)
映画に不可欠なスタント役者は、アスリート並みの運動能力を持って俳優の代わりに危険な役を行います。そのため、準備段階や本番での怪我、極限状態に身をさらすリスクが常につきまとうことに。
アメリカの映画俳優組合によると、スタントの標準日給は約96,000円(880ドル)。この額で週に5日働いたとすれば、わずか8週間で約383万円(35,000ドル)の金額を手にすることになります。
■3:金属工(平均年収580万円)
工事現場で金属を扱う金属工は、住居から大規模な建造物まで、多くの工事現場に欠かせない職業。平均年収は約580万円(53,000ドル)で、特にニューヨーク付近では約874万円(80,000ドル)以上となります。
狭い場所や屋根、橋、トンネルなどの危険な場所で、ときには雨風にさらされながら特殊な工具を扱うため、いつ怪我をしてもおかしくない作業ばかりです。
■4:調査ダイバー(平均時給2,400円)
調査ダイバーは、水中で必要なさまざまな任務を遂行します。水中にあるものに異常がないか調べたり、依頼された情報を集めたり、なにかを修繕したりと、仕事の幅が広いのです。
依頼内容や仕事相手によりますが、時給は平均で約2,400円(22ドル)、高い場合は4,400円(40ドル)ほどです。非日常な体験ができますが、水中での事故はハイリスク。気軽に目指せる職業ではありません。
■5:漁師(平均年収634万円)
漁師たちは、長時間にわたり海に出ています。緊急事態が起きれば、通信手段のないまま数時間、ときには数日から数週間も陸に戻る手段が断たれる可能性も。平均年収は約634万円(58,000ドル)です。
■6:航空機パイロット(平均年収1,065万円)
テクノロジーが発展したとはいえ、航空機は人間が動かしているもの。当然ながらパイロットは、人々の命や貨物の安全を担う責任の大きい仕事だといえます。
平均年収は約1,065万円(98,000ドル)と高額ですが、知らない土地を旅したり、悪天候でのフライトをしたり、あらゆるマシントラブルに対応しなければならなかったりと、さまざまなリスクが伴います。
■7:総合格闘技選手(年収5,000万円以上の場合も)
日本でもなじみ深いスポーツとなった総合格闘技は、ルールによる攻撃の禁止事項を極力排除しています。
選手はそれぞれ自分の得意技を持ち、独自のスタイルで戦うことになるので、自分の対戦相手が次にどんな技を繰り出すのか予想することが困難になります。
その危険性のためか、たとえばクリス・ワイドマンという選手は試合に勝利したボーナスも含めて約5,436万円(500,000ドル)を稼いでいます。
■8:NASCARのドライバー(年収27億円以上の場合も)
アメリカのカーレースであるNASCARは、現在では人気スポーツ。そのおかげでドライバーは勝利すれば大金を手にすることができるようになりました。
デイル・アーンハート・ジュニアという人気選手は、約27億1775万円(2,500万ドル)もの金額を手にしています。
驚きの金額ですが、その代償としてドライバーはレースのたびにやけど、脳しんとう、骨折、最悪の場合は死亡のリスクを負っています。
■9:外科医(平均年収2,435万円)
ほとんどの人にとっては、一生のうちで数えるほどしか経験する機会はないであろう外科手術。外科医はその手術を毎日のように行い、人の命を救っています。
もちろん命を預かるリスクもありますが、外科医たち自身も、他人の体液に身をさらしたり、患者の持っている病気に感染したりするリスクと背中合わせ。
平均年収は約2,435万円(224,000ドル)と高額ですが、手術は医者にとっても命がけなのです。
■10:宇宙飛行士(平均年収696~1,521万円)
多くの子どもたちの夢の仕事である宇宙飛行士は、肉体的にも精神的にも高度な鍛錬が必要な職業。
NASAは宇宙飛行士の年収について、まず約696万円(64,000 ドル)からスタートし、約1,521万円(140,000ドル)以上にアップする可能性があると発表しています。
地球から離れて宇宙へ飛び立つ仕事は、お金にはかえられないものかもしれませんね。
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「命をかけるのも仕事のうち」というような仕事がたくさんありました。そんな仕事をしてくれる人がいるからこそ、人の命が助けられたり、技術が発展したりするのです。人のために進んで危険へと身を投じる、尊敬できる仕事だといえるでしょう。
(文/スケルトンワークス)
【参考】