多くの人が見逃しがち 自律神経の乱れによる難聴 (1/2ページ)
最近、テレビの健康番組などでも見かけることが多くなった「自律神経」という言葉。その重要性は認識しつつも、実際に自律神経が乱れたとして、身体のどこにどのような不具合が生じるのかまでは分からない。
自分も含めて、自律神経に対してその程度の知識しかないという人は少なくないのではないだろうか。
そして、『1分で耳がよくなる! 今野式聴力回復 水琴鈴スティック』(今野清志著、永岡書店刊)によれば、自律神経の乱れが重度の難聴につながることもあるようだ。
――今野さんが提唱されている「水琴鈴スティック」を使ったセルフケアでは、最短どれくらいで効果を実感できるものなのでしょうか。
今野:早い人だと、数日から一週間ほどで、聞こえづらさ・耳鳴り・耳閉塞感などが改善していきますね。
――効果が出やすい人というのは、どういう人ですか。
今野:ご高齢の方は効果が出やすい傾向があります。というのも、耳鼻科に行ったものの、「もう歳だからしょうがない」と匙を投げられてしまうケースが少なくないからです。
このような場合、言ってみれば、何もせずに放置していたわけですから、ちょっとしたきっかけを与えるだけで、比較的簡単に「あ、聞こえる」となります。
――そんなにも分かりやすく効果が出るものですか。
今野:出ますね。それに高齢者の方というのは、再びコミュニケーションをとれるようになったことへの喜び方がすごいので、見ているこちら側にも強烈なインパクトを残します。
でも考えてみれば、それまで「女房が何を言っているのか分からない」だとか「息子の言っていることが聞き取れなかった」といったストレスを抱えていたのが解消されるわけですから、それはたしかにうれしいでしょうね。
相手の言っていることを聞き取れるからこそ、相手に反応を返せる。反応を返せれば、相手からも言葉が返ってきて会話がつながっていく。こうしたケースを見るたび、聞くことはコミュニケーションの起点なのだと実感します。