フジテレビの新ドラマが軒並み低迷で高まる”往年の名作”再放送論 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 一方、関西テレビのドラマ再放送枠で現在、ドラマ「のだめカンタービレ」を放送中。こちらはNHKの朝ドラ「あさが来た」で新二郎を演じた玉木宏(36)も出演しているだけあって、視聴者から好評だ。

 そんな状況を鑑みてか、ドラマ再放送の声が出始めている。往年のドラマファンが「(フジは)昔のドラマ、再放送してくれないかな〜視聴率UPすると思う」「(フジのドラマ放送枠で)『北の国から』を再放送したほうがよっぽど数字取れる」と、まるで“新しいドラマは作らなくていいよ”と暗に皮肉るコメントが少なくないのだ。

 中でも巷で挙がっている代表的な作品は、「ひとつ屋根の下」「101回目のプロポーズ」「踊る大捜査線」「ロングバケーション」「北の国から」「古畑任三郎」シリーズなど。フジテレビの代表作がズラリと並んだ。

「フジは今春から15時間の生番組を展開中です。その分、ドラマの再放送枠がつぶされた格好ですから、余計に過去のドラマを求める思いが強くなってきているようです」(前出・関係者)

 おまけに新ドラマがどれも不調。いっそのことドラマ枠で名ドラマを再放送してくれという声が出るのも自然なことか。強烈な皮肉に対抗する術はフジにまだ残されているのだろうか……?

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
「フジテレビの新ドラマが軒並み低迷で高まる”往年の名作”再放送論」のページです。デイリーニュースオンラインは、早子先生、結婚するって本当ですか?僕のヤバイ妻ラヴソング視聴率フジテレビエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧