ポイントは「必要」とされていると感じること! リア充は「居場所」探しから始まるってほんと? (2/2ページ)
とくに、普段から周囲になじめないひとは顕著で、行動も思考もネガティブになってしまうパターンが少なくありません。
自分らしさ、自尊心がベースになると精力的に行動できるのと同時に、逆向きに働いたときもネガティブさも強大と、自分を貫く生き方は諸刃(もろは)の剣でもあるのです。
■居場所があれば自己有用感もアップ
本来感の逆ともいえるものもあります。「誰か」に必要とされていると感じる「自己有用感」です。
自己有用感は子どものときにもある感覚で、
・だれかの役に立ちたい
・必要とされている満足感
から始まり、やがて「つながり」を感じるようになると、ほかのひとにも好意的に接するようになります。これも同じ調査では、
・私がいないとみんなが困る
・自分は役に立っている
といったYesの回答が多くみられました。
本来感と自己有用感の決定的な違いは、
・本来感 … 達成感、連帯感、自立感につながる
・自己実用感 … 達成感、自立感につながる
自己実用感は連帯感から生まれるようなものですからすでに「クリア」、また最終的に「ネガティブ」結びつくことが少ないので、本来感のような逆効果を心配する必要がありません。つまり自己実用感は、充実した日々を送るための必須アイテムなのです。
バイトで「来てくれて助かる! 」はよく聞く話ですが、そう言われて悪い気がするはずもなく、自然とガンバれるはず。自分らしさを保つのもだいじですが、仲間と接することで積極的な毎日が過ごせるなら、それに越したことはありません。サークルでもバイトでも構いませんので、自分が必要とされている「居場所」探しから始めると良さそうです。
■まとめ
・人間は、自分らしさを意味する「本来感」を持っている
・自信や自尊心のもととなる重要な要素だが、うまくいかないときの反動も大きい
・自分は必要とされていると感じる「自己実用感」は、他人にも優しくできる
・リア充目指すなら「心理的な居場所」探しが第一歩
(関口 寿/ガリレオワークス)
※数値は昭和女子大学の研究論文等より参照