なぜ私だけが…May J.があの不可解な「Let It Go」バッシングの渦中に思っていたこと (2/3ページ)

新刊JP



しかし、劇中歌を歌った松たか子にはその役割はなく、メディアでは一切この曲を歌わなかったためにどんどんと神格化されていき、結果May J.には、「テレビにしゃしゃり出て“レリゴー”を歌いまくっている」という悪いイメージがついてしまったのだ。

その背景には、当時May J.がカバー作品を多くリリースしていたことも関係している。「May J.、またカバー?」「カバーばっかでムカつく」といった批判がネット上を中心に一気に沸き、さらに出演したテレビ番組での発言が切り取られて広く伝わったことなども手伝って、彼女はすっかり世間のバッシング対象となってしまったのである。

彼女は本書のなかで、当時を振り返ってこう話している。

====(以下、『私のものじゃない、私の歌』220ページより引用)
まさかディズニーソングで批判が出るとは思ってもいなかった。ディズニーって子どもも大人も大好きなもので、作品自体も誰か個人のものではなくて、“みんなのもの”っていう感覚があるじゃないですか。なのに「便乗している」「調子に乗っている」って、私がピンポイントで批判されていたので「え、そこなの?」って。みんなが気に入らないのは自分なのかって、予想もしていなかった反応だったので…うーん…やっぱり、びっくりしたしショックでした。
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さらに、このようにも吐露している。

====(以下、同221ページより引用)
バッシングしている人たちも私も、みんな“アナ雪”と「Let It Go」が好きで、同じものを愛しているのに、なんでそこで私だけ嫌われてしまうんだろうって、ツラかったのはやっぱりそこですね。好きなことで叩かれてしまうってことが一番、ツラかった。
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このような思いのなか、当時のMay J.は自身の性格上、周囲に弱音を吐くことができず、また何か言えばすぐにバッシングの火をつけてしまうために“優等生”な発言をするしかなく、八方ふさがりだったという。ついには、テレビで歌う際、歌うことで投稿されるであろう批判のツイートが吹き出しのように頭に浮かぶほどになってしまったそうだ。
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