人気芸人が常連客!?「芸能人と闇カジノ」黒すぎる関係 (2/4ページ)

日刊大衆

今回本誌は、裏カジノと芸能界の黒いつながりをX氏ほか関係者に聞くことができたのだが、まずは、裏カジノがいかなるものかを解説してもらった。「闇カジノには2種類あって、ネットで博打を行うものと、実際に台を置いて行う“裏カジノ”とがある。裏カジノで行われるのは、昔はルーレットやブラックジャックの店もあったが、今は95%以上がバカラ。バカラは丁半バクチに似て勝負が早いし、勝った客からも5%の手数料をもらえるなど店側に有利だからね」

 もっとも、X氏いわく、裏カジノはまず例外なくイカサマをしているとのこと。したがって、バカラに限らず店側が損をする可能性は低い。今回のPにしても、店を移して摘発までのわずか3か月弱で1億円以上も売り上げていたといわれる。「バカラでは、客に見えないような印をカードにつけ、数字が裏側からでも分かるように細工している。うちの店では、カードのわずかな厚みの部分に赤外線を当てると見える特殊塗料マークをつけ、隠しモニターでチェックしていた。また、客が一方に偏って賭けると店のリスクが高くなるから、サクラに参加させて賭けを不成立にさせることもあった。それに客の会話盗聴も常識だったね」

 だが、それでは客は負けが込み、裏カジノを利用しなくなるのではないか? X氏は、こう続ける。「そこは演出が大事。バカラでは1回ごとにトランプを新調するけど、うちでは12個入りのトランプを12セット、計144回で1タームというのが暗黙のルールになっていた。まずは、前半戦は客に勝たせる。そこから、徐々にハメていくんだけど、勝っていたときの良い思いと高揚感が残っている客は、負けが込んでいても止めることなく、一発逆転を狙ってツッ込んで来る」

 X氏の店ではチップは10万円単位の購入が基本。1回の入店で100万円以上使う客も少なくなかった。「うちでは、オケラになった客にさらに遊ばせるために、闇金業者を店に待機させていた。店が貸すと客は甘く見てくるから、金の貸し借りは、あくまで店とは無関係という体でね」(前同) そうして借金は、あれよあれよという間に増えていき、気づけば、部員に多額の金を借りていた田児のように、すぐには返せないような額になっていくのだ。

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