独自DCIMを活用した新たな保守サービスの提供開始 (2/3ページ)
また、本システムの管理する情報は、ネットワーク上でデータセンター事業者と当社に共有され、データセンター事業者の効率的なサービス運用に活用できます。
本サービスは、ファシリティ設備の保守業務(定期点検・故障監視・駆付け等)と本システムを活用した改善提案を一括提供します。このため一般的なソフトウェアのようなライセンス購入等の初期投資は不要です。
本システム導入により当社は得られた情報を活用・分析し、ファシリティ設備の改善提案を行います。また、データセンター事業者は当社が提供するファシリティ情報を常に把握でき、タイムリーな商談ができます。
3.本サービスにより当社が提供する付加価値
(1)データベースとファシリティ設備情報の活用・分析による改善提案
当社は、これまでNTTグループを始めとする国内外のデータセンターの設計・構築・運用・保守を通じて培ったノウハウや、膨大なファシリティ設備のデータベースや分析スキルを有しています。
本システムにはこれらのノウハウが蓄積されており、データセンター事業者各社で生じたファシリティ設備のリコール情報や故障情報に基づいて、設備更改や部品交換の提案を行うことで、未然に重大故障を防止します。
また、当社は本システムにより得たファシリティ設備の分析により、老朽化したファシリティ設備の最適な設備更改計画をデータセンター事業者へ提案します。例えば空調機の稼働分析により稼働率の高い空調機を見極め、空調更改の優先順位付け等を行います。これによりデータセンター事業者は設備更改を的確なタイミングで実施することができます。将来的には、ファシリティ設備劣化予測に基づいた設備更改時期の分析も可能とする予定です。
(2) データセンター事業者と利用者のタイムリーな商談支援
本システムにより、ビル全体の消費電力・PUE※4などのエネルギー情報や、空きスペース・電力容量・空調容量のキャパシティ情報、また設備点検スケジュールやその詳細をリアルタイムに確認できます。これにより、データセンター事業者は利用者からラック増設の申し出があった際、本システムの画面を確認するだけでファシリティ設備の稼働状況がわかるので効率的な商談が可能となります。