食費の大幅節約!! キッチンでできる野菜の再生栽培まとめ (3/3ページ)

マイナビウーマン

ポイント

ぐんぐん水を吸って大きくなるため、こまめに水の量をチェックしましょう。日当たりが悪い場所に置くと、ヒョロヒョロとした豆苗になるので、置き場所にはこだわりたいですね。

再生野菜の優等生といっていいほど、育てやすい「豆苗」。水を与えて数日で芽が伸びはじめ、1週間後にはもとの長さになるほど成長します。1回に収穫できる量が多いので、メインディッシュの素材に使うのもおすすめ。

豆の部分に栄養分が入っているため、数回、再収穫が可能なのもうれしいところ。今回3回目の収穫までは成功しましたが、4回目になると豆に蓄えられた養分がなくなったのか、ヒョロヒョロと細く高さもそれほど出なくなりました。

■再生栽培に向いていない野菜

今回、いろいろな野菜の再生に挑戦しましたが、「かいわれ大根」「ブロッコリースプラウト」はうまく再生できず失敗しました。再生野菜向きの「豆苗」に似ているため順調に行くと思いきや、成長はせず、むなしく朽ちていくだけとなりました。

再生野菜とはちがいますが、なかなかいっぺんに使い切ることが難しい香味野菜「パセリ」は水に生けておくと長持ちします。冷蔵庫の野菜室に入れておくと、すぐにシナシナになってしまいますが、コップなどに入れておけば、いつでもシャキッとした状態で料理に添えられます。ガラスの器などに入れ、テーブルにおいておくだけで、キッチンが明るい雰囲気になるのでおすすめです。

■再生栽培の注意点 ●日当たりのいい場所は雑菌もわきやすい

日当たりのいい場所は、野菜が育ちやすい環境となりますが、同時に雑菌などが繁殖する要素もたくさんそろっています。毎日の水換えや容器の水洗いは忘れずに。それでもカビが生えてしまったら、もったいないけれど処分したほうが無難です。

●日当たりの悪い場所は育ちにくくカビやすい

植物は日光を好みます。日当たりの悪いキッチンの場合は、日が当たるリビングなどに野菜を移動させたほうが、いいでしょう。特に梅雨時など、日当たりの悪い場所に水分の多い野菜を放置しておくと、カビが発生する原因にもなります。

●再生回数は無限ではない

基本的に野菜には肥料は与えず、水だけを与えます。収穫をくり返していくうち、茎は細くなり、色も悪くなっていきます。1つの根・芯で数回再生させたら、新しい根や芯に取り替えましょう。

●育てる容器も清潔に

また、根や芯を入れるのに使う容器は清潔なものを。肉や魚などが入っていた食品トレーなどを利用する場合、しっかりと汚れを取り、乾燥させたものを使います。

■まとめ

キッチンで手軽にできる再生野菜栽培、いかがでしたか? 捨てるはずの部分を使うのだから元手はゼロ、土も使わず、簡単なお手入れだけで、収穫の喜びが楽しめます。連休の最初にはじめれば、連休が終わるころには収穫体験ができるかも。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

(松原圭子/フォルサ)

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