子供のために?芸能界引退する江角マキコの”苦しい言い訳”

デイリーニュースオンライン

画像はオフィシャルブログより
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 男勝りのサバサバキャラで人気を博した女優の江角マキコ(49)が、事実上の芸能界引退宣言を行なった。レギュラー番組を次々に降板していることに対して、一部週刊誌が直接取材を敢行。江角マキコは「子供と遊ぶので」と取材を拒否し、翌日「仕事がなくなったのではありません。自分からテレビに出るのをやめようと決めたんです」と、代理人を通じて心の内を明かしている。

 昨年末から始まった“降板ラッシュ”の発端は、2014年に発覚した元プロ野球選手で長嶋茂雄(80)の息子・長嶋一茂(50)宅への落書き騒動だ。

 江角は2014年に自身のブログで、“長女が幼稚園時代にママ友たちからイジメを受けた”という内容の記事を投稿。これに対し、そのママ友とされる人々は猛反発し、「江角は、むしろ加害者だった」という反論を週刊誌で激白している。

 さらには、江角がマネジャーに頼み、自身の子供と同じ学校に通う子供を持つ長嶋一茂宅の壁に「バカ息子」などの中傷的な落書きをさせた疑いも浮上した。当時、江角のマネジャーが週刊誌で落書きの事実を明かし、江角から謝礼として10万円を受け取ったと報じられた。

 一連の騒動をきっかけに、江角は昨年末から『ぐるナイ』(日本テレビ系)や『バイキング』(フジテレビ系)などのレギュラーを相次いで降板。江角がMCを務めていたバラエティ番組『私の何がイケないの?』(TBS系)も3月14日に最終回を迎えたことで、現在の江角の出演番組はゼロになっている。

■子供のために仕事を辞める?

 様々な番組の降板については、江角本人との話し合いで決まったということになっている。ただ、実際のところは番組視聴者である主婦層から、江角に対するクレームが絶えなかったためだと言われている。事務所も手に負えないと判断したのか、江角は個人事務所を立ち上げて芸能活動を続けていた。

「元々業界でも嫌われていた江角が、これだけのことがあってもすぐ干されなかったのは、彼女の代表作ともいえる『ショムニ』のプロデューサーだった夫が、関係者各所に働きかけてくれていたためです。だがそれも効果が薄れてきていた。そこに来て大手芸能事務所からの独立は、後ろ盾がなくなり江角には痛手だったと思います。“子供のために仕事をやめた”という話も聞きましたが、今までも仕事と育児を両立してやってきた江角にとって、その理由は苦しすぎる言い訳でしょう」(業界関係者)

 最後までサバサバとした江角節を忘れないのはさすがといったところ。しかし、彼女の演技を見れないのは寂しいという声があるのは事実。女優・江角マキコの復活に期待したい。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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