天才テリー伊藤対談「ケント・ギルバート」(3)「平和ボケ」って英語はないんです (1/2ページ)
テリー でも今の状況だと、9条までの憲法改正は、相当ハードルは高いのでは?
ケント 僕はそろそろいけるんじゃないかと思ってますけどね。賛成・反対にかかわらず、国民の関心は高まっていますしね。
テリー 今度から18歳から選挙に参加できるじゃないですか。若い子って戦争が嫌いだし、そういう世代がケントさんのような深い主張をどこまで理解してくれるのかな、と。
ケント 若い人たちは、9条に関して2つの大きな勘違いをしています。まず、これまで日本が平和だったのは9条があったからではなくて、米軍がいたから。9条があっても「竹島戦争」が起きて負けてるし、尖閣諸島でも日本の領土は侵されているわけですから、今が平和かといえば、ちょっと違いますよね。
テリー そうですね。9条を「平和憲法」って言いますけど‥‥。
ケント あれはただの「平和を願う憲法」。願っているだけでは、本当の平和は訪れません。あと「9条を変えると戦争に巻き込まれる」という意見ですが、これも大きな勘違い。戦争にならないように、9条を改正するんですよ。アメリカの核の傘下ではなく、日本独自の抑止力を作らないとダメなんです。
テリー あくまで戦争抑止のための力だと。
ケント いきなり日本単独で戦争をふっかけるなんてありえないでしょう、だって僕も戦争反対なんですから(笑)。あくまで、「戦争にならないためにどうすればいいのか」を考えている。考えないのは「平和ボケ」ですよ。ちなみに「平和ボケ」って英語に訳せないんですけどね。
テリー あ、英語にはない言葉なんですか?
ケント ええ。だからこの前、翻訳する必要があってすごく困った(笑)。