世界一ポップなおもちゃカメラ?いやいや、組み立て可能な「高性能特殊カメラ」なんです (1/2ページ)
source:https://www.youtube.com/
一見、幼児があそぶカラフルなブロックにも見える。
ところがこのブロック、ひとつひとつがモジュール化された部品で、組み合わせによってさまざまな機能を持つカメラが作れるのだ。
開発したのは、アメリカ・コロンビア大学のShree Nayar教授と、リコーからの客員研究者のオダマキ・マコト氏。コロンビア大学のウェブサイトで紹介されている。

source:http://engineering.columbia.edu
■ モジュールを組み合わせさまざまな特殊撮影が可能
『Cambits』と名づけられたこのシステム、各ブロックは色によって、センサー、照明、アクチュエーター、レンズ、光学アタッチメントなどの種類に分かれる。
それぞれは簡単に接続することができて、それによって、例えば、ハイダイナミックレンジ画像、パノラマ画像、リフォーカシング、ライトフィールド画像、深度画像、万華鏡画像、そして顕微画像まで撮影が可能なカメラが作れる。
<従来のカメラは、一種類の画像が撮れるだけのブラックボックスでした。
私たちは、あらゆる種類の画像を撮影できるような、モジュール化されて再構成も可能なハードウェアとソフトウェアを使うことで、カメラという器具を考え直してみたかったのです>
と、Nayar教授はいう。
■ ネジもケーブルも不要のマグネットタイプ
この『Cambits』は、マグネットを使ってお互いにくっつけることができる。ネジもケーブルも使用しない。バネを備えたピンを持っていて、くっつけられたブロックは電気的にも接続される。
そのピンを通じて、ホストコンピューターあるいはタブレット、スマートフォンなどから電源が供給され、コントロール信号や撮影したデータなども転送されるのだ。