広瀬すず&アリス姉妹に異変?過剰なセット売りのウラ事情

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写真は広瀬すずオフィシャルブログより
写真は広瀬すずオフィシャルブログより

阿蘭澄史の「芸能人は因果な商売である」

 広瀬すず(17)の主演映画『ちはやふる-下の句-』が絶好調で、すでに続編の制作も決定している。そして、この映画には広瀬すず演じる主人公の姉役として、実の姉・広瀬アリス(21)も出演。姉妹共演を果たした。SMAPの後を引き継いだユニバーサル・スタジオ・ジャパンのCMでも2人は共演しており、姉妹での露出が増えている。

 広瀬姉妹の初共演は、2014年に放送された大塚食品『ビタミン炭酸 MATCH』のCMだ。さらにその年、姉・アリスが務めていた全国高等学校サッカー選手権大会の応援マネージャーを妹・すずも務め、すずは姉の後を追うように芸能活動を行っていた。しかし、転機はすぐに訪れた。すずが出演したゼクシィのCMで、2人の売り出し方が大きく変わったと関係者が語る。

「2人は美人姉妹として売り出していましたが、2014年にすずが単独で出演したゼクシィのCMが大ヒット。一躍時の人となり、事務所はこの波に乗ろうと、すずの売り出しに力を入れ、2015年はそれぞれの活動がメインになったのです」

■”嫌いな女性タレント”でトップの憂き目に

 しかし、この戦略を変更して再び姉妹共演をせねばならない窮状が姉妹に訪れる。

「それは、すずの好感度下落です。『とんねるずのみなさんのおかげでした』に出演した際、自分を支えてくれる裏方への軽視ともとれる発言をし、炎上。一気に好感度を下げました。さらに、明星『一平ちゃん』のCMが男に媚びているとみられ、“ぶりっ子” “裏の顔がありそう”などの悪評がたち、去年7月の『20代女性の嫌いな若手女性タレント』でトップになってしまった。せっかくブレイクしたのにメディアに出るたびに反感を買うため、事務所は頭を悩ませていたのです」(前出・関係者)

 そこで事務所が戦略としてとったのが、姉妹仲のよさをアピールし、すずに対するバッシングをやわらげる作戦だった。

「広瀬姉妹の仲のよさは広く知られています。姉妹共演し、2人の仲のよさを見せることで、すずのネガティブなイメージを薄め、好感度を得られることができる。また、姉・アリスは露出を増やすことができるため、アリスを売りながら、すずへの批判を抑えて、第一線で活躍させることができる。姉妹ならではの巧みな戦略です」(前出・関係者)

 結果的に、露出を増やすことに成功した姉・アリス。今では、「すずより可愛い」といった声も多く聞かれるようになった。妹・すずのブレイクに続き、今年は広瀬アリスがくるかもしれない。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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