五感に意識を向けるべし!記憶力向上に重要な「10の基本原則」 (2/2ページ)
色は記憶を鮮明にし、ものごとをおぼえやすくするのだそうです。
たとえば、消防車と聞句とすぐに赤色を連想することができますが、まさにそれがいい例。そこで著者は、マーカーなどでカラフルに彩り、視覚効果を活用することを勧めています。
■原則5
原則5は、「数字」を使うこと。数字によって整理・順序づけを行い体系立てる。そうすることにより、膨大な記憶から必要な情報が引っぱり出しやすくなるといいます。箇条書きなどが、これにあたるわけです。
■原則6
原則6は、「記号」を使うこと。ブランドロゴや道路標識などは、まさにこの原則を活用したものだそうです。記号ひとつで瞬時に多くの情報を思い出すことができる効率的な記憶法といえるそうです。
■原則7
原則7は、「順番」をつけてパターン化することで、これも体系づけて整理する方法。また同じように、色や大きさなどでグループ分けしたり、距離や高さ、年齢、場所などで分類したりしてもよいといいます。
■原則8
原則8は、「魅力的」なイメージづけをすること。人間は魅力的なイメージを持ったものに対して強い関心を示すものなので、記憶しやすくなる傾向があるというのです。
■原則9
原則9は、「ユーモア」を活用すること。理由はいたってシンプルで、おもしろいことは記憶に残るものだから。しかも思い出すと楽しい気持ちになれるので、ふたたび想起しやすくなるということ。
■原則10
最後の原則は、「ポジティブ」なイメージにすること。当然のことながら、ネガティブよりもポジティブなイメージのほうが想起しやすくなるわけです。脳は、わくわくして居心地がよい状態に戻りたがるものだというのです。
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このような基本を軸として、以後はさまざまな記憶法が紹介されていきます。目的や効果別に分かれているので、理解しやすいはず。自分にとってベストな記憶法が、きっと見つかるのではないでしょうか。
(文/作家、書評家・印南敦史)
【参考】
※和田秀樹(2016)『大学受験の神様が教える 記憶法大全』ディスカヴァー・トゥエンティワン