文明の十字路、世界遺産の古都マラッカをおさんぽ (2/4ページ)
そんなアジアにおける海の金鉱は、16世紀のはじめにマラッカを掌握したポルトガルを皮切りに、オランダ、そしてイギリスとヨーロッパ列強による支配が数世紀にわたって続いていきます。
現在でもその繁栄を伝えるオランダ広場にある「スタダイス」から丘の上にのぼっていくとたどり着くのがセントポール教会。

こちらは1521年にポルトガル人によって建てられた教会跡です。
現在では廃墟のようになっていますが、重厚な石造りの壁からは歴史の重みが感じられます。

この場所はヨーロッパ列強支配のさきがけとなるポルトガルによって統治されていた時代、ヨーロッパ人宣教師たちの活動拠点となっていました。
日本にも布教に訪れたザビエルの遺骨は、このセントポール教会に9ヵ月間安置されたのち、インドのゴアに運ばれた、という逸話も残っています。
セントポール教会を少し下ったところにあるのがサンチャゴ砦。
こちらは1511年にオランダとの戦いに備えてポルトガル軍が造った砦跡です。

大砲も備わっており、オランダ広場に次ぐ人気の撮影スポットとなっています。
オランダ広場の北西にある橋を渡るとそこはチャイナタウン。
現在ではマラッカの中心地となっており、多くのショップやカフェ・レストランがたち並ぶ賑やかなエリアで、歩いているだけでワクワクしてしまいます。