【プロ野球】バレンティンだけじゃない!選手を襲った「鳥事件」列伝 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■ランディ・ジョンソンと鳩

 野球界での鳥を巡るトラブルは他にも多い。

 2001年春、MLBのプレシーズンゲームでは、メジャー通算303勝左腕、ランディ・ジョンソン(当時アリゾナ・ダイヤモンドバックス)の投げた球が低空飛行をしてきた鳩に直撃した。

 ランディ・ジョンソンといえば、2m8cmの長身から投げ下ろす最速102マイル(約164キロ)の豪速球が武器だった男。鳩は当然、即死だった。尚、投球自体はノーカウントになったが、鳩を死なせてしまったショックからか、その日のジョンソンは相手打線に打ち込まれてしまった。

■センターから“かもめが翔んだ日”

 鳥のおかげ(せい?)で勝敗が決まった試合もある。

 2009年6月9日、プログレッシブ・フィールドで行われたクリーブランド・インディアンス対カンザスシティ・ロイヤルズの試合は延長戦に突入。延長10回裏、無死一・二塁の場面で、インディアンスの秋信守が放った打球はセンターへ。鋭い打球だったため、そのまま捕ってバックホームすれば、本塁でクロスプレーになるはずだった。

 ところが、試合中にもかかわらず、このときセンター前には100羽近くのカモメが羽を休めていた。このカモメの大群がアクシデントを呼んだ。飛んできた打球に驚いたカモメが一斉に飛び立ったため、センターがボールを見失ってしまったのだ。

 この間にランナーは生還。インディアンスにとっては幸運のカモメといえるが、ロイヤルズにとっては不幸のカモメになってしまった。

 日本球界では鳥がモチーフのマスコットも多い。だが、真の意味で鳥を味方につけることができているのか? 味方につけずとも、せめて怒らせないようにしたいところだ。

 ちなみに、5月10日から16日までは2016年度の愛鳥週間になっている。

文=オグマナオト(おぐま・なおと)

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