球界賭博問題「元巨人・笠原を道連れ」逮捕された斉藤聡容疑者の素顔(1)借金した事業資金で賭博! (1/2ページ)
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週刊アサヒ芸能 2016年 5/19号
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昨秋の発覚以降、球界の根幹を揺るがせてきた野球賭博問題が急展開した。元巨人の笠原将生容疑者とともに、B氏として当初は報じられた斉藤聡容疑者が逮捕されたのだ。メディアで球団の暗部を暴露し続け、“平成の黒い霧事件”を演出したフィクサーの「黒素顔」を、闇博打に溺れた当事者たちと密接な筋から聞き出した。
「2人は一緒にいることが多くて、笠原は斉藤の言うことに『そのとおりです』と何でも追従するほど慕っていた。お互いを『将生』『斉藤さん』と呼び合っていたが、笠原は酔っ払うと『おっさん』と軽口を叩くこともあって、兄弟に近いような関係でしたね」(2人の知人)
片時も離れない2人はくしくも同日に逮捕された。
4月29日、警視庁は元飲食店経営者の斉藤聡容疑者(38)=賭博開帳図利容疑=と、巨人元投手の笠原将生容疑者(25)=同ほう助容疑=を逮捕。昨年10月に発覚した巨人の現役選手による野球賭博事件では福田聡志氏(32)、松本竜也氏(23)が無期限の失格処分、高木京介(26)が1年間の失格処分を受けたが、ついに逮捕者まで出す始末となった。
斉藤容疑者は選手と野球賭博を結び付けた張本人。連日の報道で飲食店経営者「B氏」と報じられてきた人物である。
親密な間柄となった2人の出会いは2013年。当時、斉藤容疑者が経営していた新宿の飲食店に笠原容疑者が客として来たのがきっかけだったという。斉藤容疑者と交流があった賭博仲間が証言する。
「斉藤は他人の悪口を平気で言うようなヤツだったから、親分肌には程遠い性格。けど、巨人の選手の前だと面倒見がよくなる。笠原はまだ若かったから、すぐに信頼したんだろう。2人はギャンブルが趣味で、レートの高い賭け麻雀をよく打っていた。笠原は下手くそで負けると台を叩く癖があったが、斉藤が『叩くな!』と注意すると、冷静になって従っていたな」
「弟」は中継ぎ投手を中心に、巨人の同僚を「兄貴」の店へとせっせと連れて行った。そして14年3月、笠原容疑者は心酔する兄貴に誘われ、野球賭博に初めて手を染めたのだ。事情を知るヤクザ幹部が明かす。
「斉藤が胴元だったような報道があるけど、斉藤は客と胴元をつなぐ『中継』だ。