思いつくのはキラキラネームばかり!? 264日間の「泥沼名づけ」体験記<連載第8回> (2/3ページ)
村
橋
樹
「木」が多い! 苗字名前で、木へんが3つって! 僕がそいつの同級生なら、絶対に「森くん」ってあだ名をつけるね。よってこちらも却下!
■思いつくのは、キラキラネームばかり…
40年生きてきて今まで一度も気にかけたことなんてないのに、いざ名づけを始めるともう気になって仕方がないのが、画数というやつだ。
つけたい名前と画数の相性が悪く辟易としていたなか、名づけアプリにふと自分の本名を入れ占ってみた。すると出た結果が、何と44点。低っ!
しかもひと言寸評には「逆転満塁ホームランで負けた感じ」。ひどい言われようだ。しかしここで吹っ切れた。
自分の人生は少なくとも44点以上のものだったし、逆転満塁ホームランも打たれてない。そうだ、画数なんかにとらわれなくていいのだ。
そこから思いつく漢字、名前をノートに列挙しまくっていくも、一向に「これだ!」というものに出会えず。元日から名づけを始め、気がつけば出産予定日も8月23日と判明。そのため夏に関する言葉も挙げていくが、どれも決まらず。
そのころのノートを見ると
コンセプト:やさしくてつよい子
と書き、大きな赤丸がしてあった。名づけがドツボにはまり、必死にリセットしようとしているのがよくわかる。しかしそこから数ページ先をめくってゾッとした。
かの明石家さんまさんは「生きてるだけでまるもうけ」、それを略して娘さんを「いまる」と名付けた、という有名な話がある。そんな粋な名づけに憧れたのだろう。
・未来は僕らの手の中、略して「みぼて」
・生きているんだ それでいいんだ、略して「いそい」
いずれも大好きな歌詞を引用したのだが、狂ってる! 当時の俺、どうかしてる!
■名前が決まらない理由は?
全然、名前が決まらない。気がつけば出産予定日まで2週間を切り、名づけノートは2冊目を終えようとしていた。
なぜここまで決まらないのか? 理由は簡単だ。