由伸監督は2年限定!?巨人「松井秀喜監督」全計画 (2/3ページ)
その理由は「子どもの教育のため」だったという。「それでも粘る球団側に、松井氏は“次は由伸にやらせればいいじゃないですか”とも発言したとか。高卒で巨人入りした松井氏は、大卒の由伸監督より年齢は1つ上で、入団で言うと5年先輩。球団幹部が“それでは順序が逆になるのではないか”と食い下がっても、松井氏は“かまいませんよ”という調子だったそうです」(前同)
その言葉だけが理由というわけでもないだろうが、松井氏に袖にされた巨人は、「次は由伸で」との方針に一本化。由伸氏が電撃引退し、監督を務めることになったのだ。「しかし、球団側は今でも“松井監督”実現の夢をまったく捨てていないんです。その後もコミュニケーションを取り、2年ぶりに春季キャンプに松井氏を臨時コーチとして迎えることに成功。“次”に向けての布石を一応は打てた形ですね。一説には、球団は“松井が首を縦に振った時点で、そのシーズン後に、由伸監督にはいったん退いてもらい、松井監督を据える”という路線を固めているといわれていますよ」(前出の専門誌記者)
とはいえ、今年の高橋監督には、前出の通り「優勝できなくても責任は問わない」と、事実上の続投手形を与えている。「そのため、巨人は狙いを来シーズンのオフに定めたようです。来年はWBCの開催が予定されており、それがペナントにどう影響するかによっては、監督交代の大義名分も立ちますからね」(前同)
3年契約を結んでいるはずの高橋監督を2年で代えさせることを考えてまで、巨人は松井氏の説得にご執心ということになる。だが、ここで問題となるのは、松井氏の意思。現在はともかく、松井氏に将来的にでも巨人軍監督就任の意思があるのかどうかという肝心なところが、いまひとつハッキリしないのだ。「なにせ、彼は本当に信頼する関係者にも、その胸中を語らない男だからね。ただ、ヤンキースのGM補佐を引き受けたりもしているし、さらに、実は少し前にニューヨーク郊外に新居を購入している。この様子だと、しばらく日本に帰ってくる気はないのかもしれないよ。巨人よりも、ヤンキースのコーチを狙ってるんじゃないかという話もあるね」(読売新聞幹部)
野球評論家の黒江透修氏も、その線を指摘する。