​「たいしたことはありません」は謙遜しすぎ? 相手からほめられたときの正しい受け答え方

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サークルや部活の成果などを誰かからほめられて、謙遜して「いえいえ、たいしたことはありません」などと答えたことがある人はいませんか? 実はこの「たいしたことはありません」という表現は、相手にあまりいい印象を与えません。では、何と受け答えすれば上手に謙遜の気持ちが伝わるのでしょうか。今回は「たいしたことはありません」に代わる便利なフレーズをご紹介します。


■「たいしたことはありません」と言われたほうは……

ほめられて「たいしたことはありません」と答えると、相手はどう思うでしょうか? 「謙遜しているな」とは思うでしょうが決していい気分にはなりません。なぜなら、ほめた相手に「たいしたことはありません」と言われてしまうと、ほめた相手の立場がなくなってしまうからです。 ほめられたときに「たいしたことはありません」という言葉は使わないほうが賢明です。

■素直に感謝する

誰かからほめられたら「たいしたことはありません」と謙遜するのではなく、素直に「ありがとうございます」と感謝の言葉に言い換えましょう。ほめた相手に感謝されれば、ほめた方も気分よく対応してくれます。また「ありがとうございます。〇〇さんのご指導のおかげです」など、ほめられた相手を立てる言葉を入れると、より具体的に感謝の気持ちを伝えることができます。

■ほめられたことを名誉に思う

成果を褒められた場合は「ありがとうございます。光栄です」と「ほめられたことを名誉に思っている」という言葉に言い換えることができます。たとえば「○○の成果を認めて頂き、光栄です」や「ありがとうございます。光栄に思います。今後も精進いたします」など、今後ついてのやる気を見せるのも好印象です。

■うれしい気持ちを表現する

「ほめられてうれしい」という感情を、そのまま伝えるのも効果的です。笑顔で「ありがとうございます。うれしいです!」と言われれば、ほめた相手もうれしい気持ちになるでしょう。メールで返事をする場合は「いい評価をいただき、大変うれしく思います。あのときに助言をいただいたおかげで成果を出すことが出来ました。今後ともご指導をよろしくお願いいたします」など、ほめてくれた方を尊敬している気持ちを表現できるとベストです。

誰かからほめられたときに「たいしたことはありません」と謙遜するのがNGな理由をご紹介しました。大学の先輩や社会人の方にほめられた際には、素直によろこび、相手のことを立てる姿勢を忘れないでくださいね。

(ファナティック)

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