数百万円のロマネ・コンティを9割の人が「まずい」と感じる理由 (1/2ページ)

Suzie(スージー)

数百万円のロマネ・コンティを9割の人が「まずい」と感じる理由

きょうご紹介したいのは、『赤ワインは冷やして飲みなさい』(友田晶子著、青春出版社)。

ソムリエ、ワインコーディネーター、日本酒きき酒師、焼酎きき酒師、トータル飲料コンサルタントとして多方面で活躍する著者が、最高の1杯に出会うための飲み方・選び方の「新常識」をまとめた書籍です。

しかし、そもそも「新常識」とはなんなのでしょうか? なぜ、「新常識」が必要なのでしょうか?

つまり、こういうことです。

いまはスーパーやコンビニでも気軽に「おいしくて安い」ワインを買うことができ、日本全国の個性的な地酒も手に入れることが可能。またクラフトビールも、これまでになかった味のバリエーションを身につけています。

そんなことからもわかるとおり、現代はプロの目から見ても「お酒が楽しい時代」だということ。

でも、それだけ幅が広がったということは、時代に見合った「新しいルール」も必要になってきます。

そこで本書では、長らく受け継がれてきた常識に敬意を払いつつも、時代の変化とともに続々と生まれている「お酒の新常識」を紹介しているわけです。

きょうはそのなかから、気になっていた人も少なくないであろう、あるお酒についてのエピソードをご紹介したいと思います。

■ロマネ・コンティは高級だけどまずい?

「ロマネ・コンティ」といえば、世界最高峰の赤ワインとして有名。そのヴィンテージや古酒の価格は、1本数百万円になることもあります。

ところが、そんなにおいしいのかと聞かれた場合、答えはかなり難しいのだと著者は記しています。それどころか、自身の経験を拠りどころにするなら、「おいしくないかも……」が本音なのだとか。

高級赤ワインといえば、色が濃く、香りが強く、果実味が豊富で酸味も豊か。渋みが十分にあり、とにかく濃厚なイメージではないでしょうか。

でもロマネ・コンティは、色が非常に淡く、フルーティというより土のような香りで、どことなく臭い感じも。なにより濃厚さに欠け、味も淡くてパンチがないように感じるのだそうです。

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