【プロ野球】今季1軍初出場を果たした選手は?パ球団別大抜擢ランキング (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■西武 3人

≪投手≫
佐藤勇 (4年目・22歳)
5試合/0勝2敗/防御率6.60

多和田真三郎(1年目・23歳)
1試合/0勝1敗/防御率36.00

南川忠亮(1年目・24歳)
4試合/0勝0敗/防御率2.25

≪野手≫
なし

 毎年、見切り発車気味でもガンガンとニューフェイスを使ってくる西武。昨季は高橋光成がブレイクしたが、今季は多和田、佐藤の先発候補がいきなり大コケ。しかし、シーズンはまだ長い。名誉挽回ブレイクに期待したい。

 野手の1軍初出場はいないが、3年目・山川穂高を開幕スタメンで起用したのが最大の抜擢か。しかし、緊張でガチガチ。まったく打てず、4試合で2軍に逆戻り。抜擢に応えるメンタルの強さがほしかった。こちらも名誉挽回&2軍の帝王脱出に期待。

■ロッテ 2人

≪投手≫
東條大樹(1年目・25歳)
1試合/0勝0敗/防御率13.50

≪野手≫
平沢大河(1年目・19歳)
4試合/打率.000(4-0)/0本塁打/0打点

 新戦力の起用が多いイメージのロッテだが、今季1軍初出場はまだ2人。ゴールデンルーキー・平沢の硬さがどこまで取れるかが目下の注目だ。

 シーズン中盤になるといつの間にかルーキーが1軍に紛れ込んでいるチーム風土。ドラフト2位・関谷亮太は谷間の先発で、ドラフト7位・高野圭佑はビハインド時のリリーフで、シレっとデビューを果たしそうだ。

■ソフトバンク 0人

≪投手≫
なし

≪野手≫
なし

 強大な戦力を有するソフトバンクはなんとここまで大抜擢なし。充実の裏返しでもあるが、少し寂しい気もする。強いて挙げれば、一番の大抜擢は新外国人のスアレス。一昨年まで草野球選手だったという25歳の投球には驚かされるばかりだ。

文=落合初春(おちあい・もとはる)

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