超辛い!給料が安いのに「危険だらけで将来性もない」10の職業
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いまの仕事は楽しいですか?
仕事に関する法律や制度が整備され、仕事が流動的になったため、労働者の権利がアップ。仕事の質もずいぶんよくなってきたといわれています。
やりがいがあったり、成長できたり給与が高かったりと、よい面を持った仕事も多くありますが、お勧めできない仕事が多いこともまた事実。
国際比較調査グループISSP(International Social Survey Programme)が2005年から2007年にかけて行った「職業意識」調査によると、職業を持っている日本人の仕事の満足度は78%、調査された世界の32の国の中では低いという結果でした。
いまの仕事に不満を持っている方、もしかしたらそれは職種の問題かもしれません。
アメリカのブロガーコミュニティーサイト『Wise Bread』が紹介する、将来性、給与や安全面から避けるべき職業を見てみましょう。
■1:新聞記者
かつては花形として憧れの職業だった新聞記者、インターネットの発展とともに記者も編集者もストレスが多く低賃金な職業となってしまいました。記者のウェブメディアへの流出も止まりません。
タイトな締め切り、身の危険もある現場取材……。新聞記者として残る人、またはこれから目指す人は確固たる目的意識がなければ、昔の憧れだけでは務まりません。
■2:林業従事者
過酷な肉体労働と危険な機械の使用、林業の従事者はまさに「割に合わない」の代名詞。木を伐採するための機械だけでなく、切った木が倒れる際や切ったあとの運搬にも危険がつきもの。
労働統計局によると、10万人の林業従事者のうち91人が仕事中に亡くなっています。これは、平均的な仕事での死亡率の30倍です。
■3:タクシードライバー
知らない人を車という密室に乗せるタクシードライバーは、いつも危険にさらされているといっても過言ではありません。その上、年間300万円稼げればいい方。
自動車配車アプリ『Uber』など新しいサービスの誕生で、今後ますます減退する可能性さえあります。
■4:データ入力の事務員
コンピュータの前に一日中座理、データをデータベースに打ち込みます。データにあるのは無味乾燥な名前、住所の羅列ばかり。この仕事に就くために学歴は必要ありませんが、年収は300万に満たない場合がほとんどです。
■5:警備員
もし民間の警備会社に所属したら、まったくなにも起きなくて終始退屈しているか、犯罪が起こる可能性があり緊張状態にあるかのどちらか。
その中間はあまりなく、どちらにしてもあまりおもしろい仕事ではなさそう。強いていえば、今回出てきている他の仕事よりも雇用機会の面では成長が望めます。
■6:訪問販売員
784の職業の将来性評価した調査では、訪問販売員はワースト10に入ります。知らない人の家に突然訪ねて行って商品を売るというのは、現代ではあまりに非効率的。
インターホンやオートロック越しに門前払いされ、お客さんに会えてもいい顔をされないだろうということは想像に難くありません。
■7:郵便配達員
メールやSNSが発達した現代、ハガキや手紙を送る機会は少なくなりました。郵便で来るのはダイレクトメールや広告がほとんど、という人も増えているのではないでしょうか。
捨てられることの多い広告を運んでいる仕事というのは、なんとも切ないもの、仕事の成長率の面で見ても郵便配達員はワースト10に入ります。
■8:秘書
秘書の仕事は、常に誰かのために働く業務です。
自分の存在は、自分が働いている人のためにあるかのように振舞っていると、強いストレスを感じ、自分にはコントロールできない環境に身を置き続けることになり、うつ状態におちいる人も少なくありません。給与はリストの他の仕事にくらべれば平均的である点は救いと言えます。
■9:電気メーターの検針員
電気を使っている人の家の周りに行ってメーターを読む検針員の仕事は、技術の進歩によってなくなりつつあります。現地に行かなくても電気の使用量がわかるようになれば、仕事は減少。2020年には検針員の需要は10%減少する見込みです。
■10:レストランの給仕
レストランの給仕は一日中立ち仕事が基本です。そして、料理を運ぶのが仕事であるのに、お客さんから自分が作ったわけではない料理について文句をいわれることも多々あります。
しかも給料は低く、さらには1年ほどでなんと70%のレストランが閉業するとまでいわれています。
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こちらは主にアメリカでの様子ですが、日本にも通じるところが多々ありますよね。
移り変わりが激しい現代では、仕事を選ぶときには将来性も見越しておかないと、ストレスの多い仕事生活になってしまうかも。就職や転職の際には、はっきりした目的意識を持って、成長率も考えて仕事選びをしていきましょう!
(文/スケルトンワークス)
【参考】