【プロ野球】意外な有資格選手も?パ・リーグの新人王争いが面白い (2/2ページ)
■【▲単穴】二木康太(ロッテ)
8試合 2勝5敗
防御率4.37
高卒3年目を迎える二木も新人王有資格者。開幕からローテーション入りを果たし、念願の初勝利を挙げた。成績は今のところ平凡だが、ロッテの投手陣を考えると、出場機会には恵まれそう。勝ち星を積み重ねれば、昨年の有原航平のようにギリギリ新人王を狙えそう。
ただ、今年は茂木が活躍している以上、防御率4点台では厳しいか。
■【☆大穴】高梨裕稔(日本ハム)
18試合 1勝1敗1ホールド
防御率2.04
プロ3年目、25歳の高梨も新人王有資格者。昨季は2試合しか登板機会がなかったが、今季はすでにチーム2位の18登板。リリーフとして、どこでも使える存在に成長している。宮西尚生、マーティンに次ぐ、第3のセットアッパーとしてホールドを稼げるようになれば、推薦する声も上がるはず。
2011年に日本ハムで新人王を獲得した榊原諒(元オリックス)も当時プロ3年目だった。そのときの登板数は60試合。高梨もフル回転&大活躍でいけば希望はある。
文=落合初春(おちあい・もとはる)