スキレット1枚で同時調理。米粉パンケーキとソース2種の贅沢ブランチ
米粉の厚焼きパンケーキと、味に変化をつけられるチョコソース&チーズソースのレシピをご紹介。ニトリのスキレット(ニトスキ)ひとつで、全部同時に仕上げちゃいます!
ちょっとの工夫と段取りさえマスターすれば、パパッと素敵なブランチに。グルテンフリーだから、アレルギーやダイエット中の方も◎。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
同時調理のポイント
パンケーキを焼きながらソースを2種類つくるには、生地とソースが混ざらないように仕切りを使う必要があります。
そこで役に立つのが、缶詰の空き缶とマドレーヌカップとアルミホイル!
Photo by Otonaka Sara
「セルクル」という丸い型があれば便利なのですが、なかなか持っている方は少ないのでは? 缶詰の空き缶の両底を缶切りで切り抜けば、ニトスキにちょうどいいサイズの円形の型が完成!
ちなみに今回使用した空き缶は、パイナップルの缶詰です。中身のパイナップルもホットケーキのトッピングとして使えて、空き缶は洗えば何度でも使用できるので、一度つくると便利ですよ!
チョコソースは、耐熱性のある小さめのマフィンカップ(100円ショップダイソーの「マフィンカップS」を使用)、チーズソースは、チーズの大きさより大きめにカットしたアルミホイルを使用しました。
さっそくつくってみましょう!
Photo by Otonaka Sara
甘さ控えめの生地を、外はカリッ、中はしっとり&ふわっとした厚焼きのパンケーキに焼きあげます。
そのまま食べてもおいしいですが、チョコソースをディップしたり、チーズソースをかけて食べると甘さが加わり味の変化も楽しめて、いつもより少し贅沢なパンケーキを堪能できますよ。お好みで、パイナップルなどフルーツを盛り付けてもGood!
【材料】
(パンケーキ)
米粉・・・100g
豆乳・・・80g
卵・・・1個
砂糖・・・小さじ2
塩・・・少々
ヨーグルト・・・小さじ1
オリーブオイル・・・大さじ1
バター・・・10g
(チョコソース)
お好みの板チョコ(今回はミルクチョコを使用)・・・20g
バター・・・5g
(チーズソース)
カマンベールチーズ・・・1/5個
はちみつ・・・小さじ1
【作り方】
1.板チョコは適度な大きさに割りながらマフィンカップに入れ、カマンベールチーズは三角型にカットしてアルミホイルで側面を包みます。
2.卵は白身と黄身に分けます。白身は砂糖・塩を加えて角が立つくらい泡立て、黄身は別に溶いておきます。
しっかりとメレンゲを作ることで、ベーキングパウダーを使わなくてもふっくらとした生地に仕上がります。
3.ボウルに豆乳、黄身、米粉を入れて泡だて器でよく混ぜ、ヨーグルトを加えてさらによく混ぜます。
メレンゲを加えて、ヘラで泡をつぶさないように素早くさっくりと混ぜましょう。ヨーグルトを入れることで、焼き上がりがしっとりとしますよ。
メレンゲを加える前に、先にほかの材料を混ぜておくのがポイント。一緒に混ぜてしまうと、せっかく泡立てたメレンゲがつぶれてしまい、ふっくらと焼きあがらず、固い生地になってしまいます。
4.生地が空き缶にくっつかないように、空き缶の円周に合わせてオーブンシートをカットし、空き缶の内側に巻き入れます。
オーブンシートは、空き缶の高さよりも気持ち大きめにカットしておくと、後で空き缶から生地を外しやすいですよ。
Photo by Otonaka Sara
5.ニトスキにオリーブオイルを入れて火にかけ、全体に油をなじませます。
ニトスキがよく熱せられたらキッチンペーパーで余分なオイルをふき取り、いったん火から外して空き缶をニトスキの手前に置きます。その中に生地を流し入れ、とろ火にかけてニトスキに手持ちのフライパンなどのフタをして10分焼きます。
6.5の生地を空き缶から取り出します。空き缶をニトスキから取り、空いたスペースに生地を裏返し、フタをして8分とろ火にかけます。
空き缶はとても熱くなっているので、軍手や濡れタオルなどで持ちましょう。焼き目側の生地が空き缶にくっついて取りにくい場合は、焼き目側にナイフを入れると◎。
Photo by Otonaka Sara
7.ニトスキの空いているところに1を置き、チョコソースにバターを、カマンベールチーズにはちみつを加えてとろけるまで1~2分ほど火にかけます。
8.ソースがとろけたらニトスキを火から外して、パンケーキにバターをのせて完成です。
ニトスキを活用して、味と食べ方のバリエを楽しめる、ワンランク上のスイーツ作りを!
(トップ画像・レシピ制作:Otonaka Sara)