お騒がせ歌手のmisono（31）が、5月25日付のブログで「全裸＆スッピン」姿を披露した。4月、主演を務めたミュージカルの取材では脱・炎上キャラ宣言をしていたmisonoだが、そもそも前ほど話題に上がらなくなっており、今回のセクシーショットも残念ながら炎上に発展することはなさそうだ。

　今回、misonoが肌を晒した理由は「（ミュージカルで演じた）ALICE役のmisono『太ってる』って呟きもあるから」とのこと。相変わらずネットの評判を気にしているようだが、ある芸能プロ関係者は呆れてこう言う。

「アップした写真には胸元までしか写っていないのに、わざわざ『全裸』と報告しているところに自己顕示欲の強さを感じます。舞台に集中するために『炎上してる場合じゃない』と言っていたにも関わらず、やはり“ウチがウチが”アピールは止められないのでしょう」

　昨今、misonoの地盤沈下はとまらない。「gooランキング」が発表した「実はダサいんじゃ？奇抜なファッションセンスの女性芸能人」で1位を獲得。不名誉な結果にさぞ本人は落胆しているのでは──と思いきや、そうでもないところに驚く。

「レディー・ガガが6位だったことや、他にランクインした芸能人を引き合いに出し、『ガガ様が6位で自分が1位？！』『売れてる有名人ばっかりだから、そこにmisonoも入れて、嬉しい！』と、ズレたポジティブを発揮。さらに、自分はスタイリストをつけてないから、尚更！　と、ここでもアピールしてました」（前出・関係者）

■姉の倖田來未の助言すらスルー

　misonoはマウンティング術にも長けているようだ。

「さりげない他者サゲ、自分アゲが得意でした。ただ、以前はこうした発言が炎上に繋がっていたのに、最近はネット上でも相手にされなくなって、ただの“痛い女”と化している。かねてから話題にならなくなることを恐れていただけに、火種をまくのに必死になっているように見えます」（前同）

　さらに、昔のmisonoを知る芸能関係者は、次のように語った。

「姉の倖田來未（33）が人気絶頂の頃、misonoと一緒に仕事をしたことがあった。この頃のmisonoはすでにday after tomorrowでの活動を休止してソロになっており、人気も低迷。そんな妹に、倖田は現場で優しくアドバイスするなど声を掛けていて、意外としっかりしたお姉さんなんだなと感心したものでした。しかし、misonoは昨年12月のブログでも『KODA姉妹は、性格＆価値観＆恋愛観＆生き方が違いすぎる』と綴っていたように、姉のアドバイスをほぼスルー状態。自分本位が過ぎる」

　舞台で結果を残せば自然と評価されるはずだが、そんなことを言ってもmisonoの耳には届かないのだろうか。

文・海保真一（かいほ・しんいち）

※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』（宙出版）ほか多数。